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09月21日-委員長報告・討論・採決-05号

  • "義務教育費国庫負担金制度"(/)
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  1. 美里町議会 2011-09-21
    09月21日-委員長報告・討論・採決-05号


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    平成23年  9月 定例会(第3回)             平成23年第3回美里町議会定例会議事日程第5号                             9月21日午前10時開議    開  議    議事日程の報告第 1 請願第 1号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願(文教民生経済常任委員会報告)  第 2 第 1号議案 平成23年度美里町一般会計補正予算                    第 3 第 2号議案 平成23年度美里町国民健康保険特別会計補正予算              第 4 第 3号議案 平成23年度美里町下水道事業特別会計補正予算               第 5 第 4号議案 平成23年度美里町農業集落排水処理事業特別会計補正予算          第 6 第 5号議案 平成23年度美里町介護保険特別会計補正予算                第 7 第 6号議案 平成23年度美里町後期高齢者医療特別会計補正予算             第 8 第 7号議案 平成23年度美里町水道事業会計補正予算                  第 9 第 8号議案 美里町住民投票条例の一部を改正する条例                  第10 第 9号議案 埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少、同組合の規約の変           更及び財産処分について                          第11 第10号議案 町道路線の廃止について                          第12 第11号議案 町道路線の認定について                          第13 閉会中の審査(調査)について                                           平成23年第3回美里町議会定例会議事日程第5号の2                         9月21日午後3時10分開議    議事日程の報告                                     第13 発議第 3号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書                第14 閉会中の審査(調査)について                              出席議員 12名    1番   大  島  輝  雄  議員     2番   田  端  恵 美 子  議員    3番   橋  場  倖  男  議員     5番   中  嶋  敬  子  議員    6番   櫻  沢  克  幸  議員     7番   柳  瀬  忠  作  議員    8番   岡  田  和  己  議員     9番   原  田  敏  夫  議員   10番   角  田  朝  枝  議員    11番   根  本  孝  代  議員   12番   笹  井     均  議員    13番   清  水  貞  夫  議員欠席議員 なし説明のため出席した者   町    長   原  田  信  次     副  町  長   田  島  省  二   参  事  兼   田  島  尚  男     総 務 課 長   清  水  美  廣   総合政策課長   税 務 課 長   中  兼  勝  美     住民福祉課長   三  澤  隆  司   保険健康課長   徳  世  孝  夫     農林商工課長   江  黒  敏  憲   建設環境課長   細  田  英  之     上下水道課長   島  村  和  幸   会計管理者兼   岡  本  幸  男     教  育  長   高  橋  敏  夫   会 計 課 長   学校教育課長   飯  島     一     生涯学習課長   加  藤  克  幸   農 業 委員会   江  黒  敏  憲   事 務 局 長                                     事務局職員出席者   事 務 局 長   遠  藤  則  昭     事 務 局主任   井  田  美 智 子 △開議の宣告                                       (午前10時00分) ○清水貞夫議長 皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員は12名です。定足数に達したので、議会が成立いたしました。  直ちに本日の会議を開きます。 △議事日程の報告 ○清水貞夫議長 事務局長をして議事日程の朗読をいたさせます。  事務局長。          〔事務局長朗読〕 △請願第1号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願 ○清水貞夫議長 日程第1、請願第1号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願についてを議題といたします。  文教民生経済常任委員長より審査の経過及び結果について報告願います。  文教民生経済常任委員長、櫻沢克幸議員。          〔櫻沢克幸文教民生経済常任委員長登壇〕 ◎櫻沢克幸文教民生経済常任委員長 皆さん、おはようございます。先日請願が出ました。皆さんのほうにもお配りされていると思いますが、報告を申し上げます。  9月9日に笠原先生に来ていただきまして、その内容を審議したわけですが、請願第1号、請願者、埼玉県教職員組合児玉支部代表者、笠原邦夫様。受理年月日、平成23年8月25日。紹介議員、笹井均。件名、義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願書ということで、付託委員会は文教民生経済常任委員会であります。  9月9日の10時から全員6人の出席のもとに行いました。  請願事項を読ませていただきます。義務教育費国庫負担制度の維持・拡充をはかり、負担率を2分の1に復活することについて、国および関係行政機関に対し、意見書を提出していただきたい。  請願理由。義務教育費国庫負担金制度については、2006年度から国の負担割合が2分の1から3分の1に引き下げられました。これによって地方が負担する3分の2の財源は、税源移譲と地方交付税による調整にゆだねられることになりましたが、8割を超す道府県で財源不足が生じることが明らかになっています。  「三位一体改革」によって削減され続けている地方交付税で調整するのであれば、自治体の財政能力の格差も拡大していることから、結局、各地方の教育水準格差は拡大し、「教育の機会均等」を大きく崩す事態となります。仮に、税源移譲配分額国庫負担削減額を上回る自治体であっても、その増額分が教育予算に配分される保障はありません。安定的に教育予算が確保されるためにも、義務教育費国庫負担制度を維持し、負担率を2分の1に復活させることが必要です。  政府は負担率削減にとどまらず、引きつづき義務教育費国庫負担金の全額税源移譲と制度の廃止を検討していると伝えられています。来年度に向けて、請願事項の内容を国および関係行政官庁に意見書として提出していただくよう強く要請いたしますという内容であります。  笠原先生の説明をお聞きした後、協議会室において質疑等を行いました。特にその中で大きく変化したことについてはどのようなことがございますかということで、まず35人学級というものに非常に1・2年生はなっていますけれども、非常に人数的に福島県も例にとりまして、20人から25人の県もあるのだと。そうすると先生1人で非常に生徒指導が目が行き届く。教育がしやすい。毎日の子どもたちの学習態度、また行動等がよくチェックできますというお話もありました。諸外国の話もされていまして、イギリスやイタリアでは、全部国で負担しているというような国もあるというお話もされていました。職場の状況もお話ししていただきましたが、非常に遅くまでやる教職員に対しては、9時過ぎるというような勤務状況の連続の教員もいるというようなお話もありまして、ぜひ協力をしていただきたいと。  また、神川町の土曜日授業についてのお話もありまして、文科省は正式には認めているわけではないけれども、自治体によってはそういうところも実施されている地域もあると。親へのアンケート調査等も今後していきたいというようなお話もされていまして、結果として、審査の結果を申し上げます。採択すべきものということ。件名、平成23年請願第1号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願。  本委員会においては、上記のとおり処理することを適当と認める旨決定したので、報告いたします。  平成23年9月21日、美里町議会議長、清水貞夫様。文教民生経済常任委員会委員長、櫻沢克幸。  ちょっとおくれましたが、全員採択であります。よろしくお願いいたします。 ○清水貞夫議長 これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次発言を許します。  12番、笹井均議員。 ◆12番(笹井均議員) 私は本請願の紹介議員としてお世話になっております笹井ですが、義務教育の国庫負担制度というのは、国が義務教育は無償であるということで、法のもとに平等に義務教育を受けられる、そういう制度を維持する上で、非常に重要なことだというふうに思います。今、国が進めている負担制度をなくそうという方向でいくと、国も地方交付税等で調整するというふうに言っていますけれども、地方交付税は、この間ご議論をしているとおり、町の財政状況等に大きく左右されるものであります。  そうした中で、町の必要経費等々がかさんでくるという形になると、当然教育費のこの本来教育費に使われるべき財源が使えなくなるという自治体も出てくるということで、本来国が責任を持って義務教育の機会均等をすべきものでありますけれども、各市町村において財政状況によって教育の質が変更せざるを得ないということになりかねないというふうに思いますけれども、そういった点でのご議論がされたのかどうか、お聞かせをいただきたいと思います。 ○清水貞夫議長 文教民生経済常任委員長、櫻沢克幸議員、答弁願います。 ◎櫻沢克幸文教民生経済常任委員長 今、笹井さんの言われた件に関しましては、審議いたしました。特に負担金が2分の1から3分の1になってしまっていると。そして、各自治体においても非常に厳しい財政の中でやりくりしている。特に教育費関係にそれを必ず回すという保証もないというふうなお話も審議の中にありまして、ぜひこれはもとに戻していただきたいと。理想から言えば、福島県みたいな県のように、学級も含めて人数も25人学級というようなお話もされていまして、なるほどなと、子どもたちの教育からすれば、当然そういうものは非常にいいわけだし、やはり教職員の給料保障というまた環境、職場環境と、こういうものもよく理解したつもりであります。よろしくお願いたします。 ○清水貞夫議長 他に質疑ありませんか。  5番、中嶋敬子議員。 ◆5番(中嶋敬子議員) この国庫負担制度の堅持を求めるということと直接関係ないのだと思ったのですが、神川の土曜日授業のことが話題に上がったということで、どんなお話があったのか聞かせていただきたいと思います。 ○清水貞夫議長 文教民生経済常任委員長、櫻沢克幸議員、答弁願います。 ◎櫻沢克幸文教民生経済常任委員長 神川町の場合は、確かに先生、教職員の側からすると、かなり負担になっているというお話でした。特にさいたま市の例をとると、市長みずから土曜日授業に出て講師としてやっている。また、いろんな大学生、大学院生等が来て教えている授業なんていうのも新聞情報で見たのですけれども、非常にそういう点を考えると、基本的には文科省が認めていない授業をやるということは、これから一つの大きなポイントになるだろう。また、地域としても恐らくこれからそういう議論は当然わいてくるだろうし、新指導要領自体、非常に26%近くも授業数が増え本が多くまた、資料がなる。子どもたち、また教職員にしても、また語学、英語が入る、いろんな問題があると思うのですね。そういう中で、授業数が足らないというか、非常にいろんな課題もある。また、スポーツ少年団等を初め子どもたちが土、日を、土曜日を使った活動、またスポーツ以外でも非常に塾通いだとか、文化活動に参加している子どもたちも非常に多いということで、基本的には正式な授業でやるよりも、むしろそういう社会教育的な、理科教育的な分野を取り入れているようですけれども、賛否両論ということでお伺いしています。  以上です。 ○清水貞夫議長 他に質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。  10番、角田朝枝議員。 ◆10番(角田朝枝議員) 賛成です。 ○清水貞夫議長 賛成討論を許します。
    ◆10番(角田朝枝議員) 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願に賛成の討論をいたします。  日本国憲法第26条では、教育を受ける権利、教育の義務として、「1、すべての国民は法律の定めるところにより、その能力に応じてひとしく教育を受ける権利を有する。2、すべての国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負う。義務教育はこれを無償とする」とうたっています。それなのに国庫補助金を削って地方の財政を苦しくしています。そして、何よりも子どもたちがその犠牲になっています。憲法でうたっている国民の責任として、子どもたちによりよい教育をしていくには、財政の堅持は、国がきちんとすべきであります。国の負担割合を2分の1に戻して、子どもたちが伸び伸び育ち合えるようにしていかなくてはならないと思い、請願に賛成といたします。 ○清水貞夫議長 他に討論ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本件については、報告書のとおり採択といたすことに賛成の議員の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○清水貞夫議長 起立全員であります。  よって、本請願については報告書のとおり採択といたすことに決しました。 △第1号議案 平成23年度美里町一般会計補正予算~第11号議案 町道路線の認定について ○清水貞夫議長 これより一括議題になっております議案について、日程順に質疑、討論、採決を行います。  初めに、日程第2、第1号議案 平成23年度美里町一般会計補正予算を議題といたします。  質疑のある方は順次発言を許します。  11番、根本孝代議員。 ◆11番(根本孝代議員) それでは、何点か質問させていただきます。  初めに、歳入から、2ページ、総務費県補助金の防犯のまちづくり支援事業補助金が減額29万3,000円ということでされておりますけれども、この減額になった理由をお聞かせください。また、今見守りボランティアの方たちの人数などが減少しているということのとらえ方でよろしいのでしょうか。よろしくお願いいたします。  それから、同じページに寄附金の中に、一般寄附金ということで、ふるさと納税の寄附金が1,000万円ですか、それと歳出のほうでもミムリンの5ページだったでしたっけ、5ページのほうにも基金費ということで、同じ夢づくり基金ということで、こちらのほうに入っております。匿名による方が今この時代でこのような多額なお金を出してくださるということ、本当に美里町としてありがたいことなのですけれども、どんなふうな使い道で寄附を希望して出していただいたのか、わかれば教えてください。  それから、その上に花火大会の寄附金ということで300万円、中止のための減額ということでなっておりますけれども、この花火大会を今回はやむを得ず被災地のためにということで、そちらのほうに寄附をしようということで花火大会終わったのですけれども、この花火大会をしなかったために、随分惜しまれた声も私も聞きました。この花火大会をしないことで、町のほうに町民の方から何かお話がありましたか。意見がありましたか。もしあったことがあればお聞かせいただきたいと思います。  それから、歳出4ページにいきまして、財産管理費の備品購入費の中で、町有自動車を購入ということで、虐待防止のための備品購入費ということで、128万円ですか、ありますけれども、どんな車を買うのか、予定がされていることがわかれば教えてください。  それから、その次のページの5ページ、自治振興費の中で修繕料、行政区の遊具修繕工事ということで、関を初めとした12カ所に子育て支援の補助金ということで出ております。これは行政区のところにつけるのだと思うのですけれども、どのような遊具をどのぐらいの規模でつけるのか。また、12カ所ということですけれども、その字の要望にこたえられているのか、必要とされるものが計画されているのかお聞かせください。  その下の美里町の行政区集会所耐震診断の補助金が出ております。同じ関を初めとする12カ所ということですけれども、昭和56年の5月以前のところということで、12カ所に決まったのでしょうけれども、この補助金だけで耐震ができるものなのか。このほかに字の持ち出しをしないとできないのか、その辺もお聞かせください。  それから、6ページにいきまして、社会福祉総務費の中の繰出金の中に東北地方の応援宿泊補助金ということで出ておりますけれども、この1泊を3,500円として、2泊が限度で補助金をつけるという説明がありましたけれども、大人も子供も同じ考え方でとらえていいのでしょうか。大体の人数がどのくらいという予想を立てているのでしょうか、お聞かせください。  それから、8ページにいきまして、児童福祉総務費の中の負担金、補助及び交付金の中で、印刷製本費の16万円ということで、児童虐待のためということで説明がありました。今、美里町には児童虐待などの様子があるのでしょうか。また、どんなものをどのくらいするのでしょうか、教えていただきたいと思います。  それから、その下に放課後児童対策事業補助金ということでありますけれども、これどこのところにどのくらいの割合で、何人くらいの増でこういう補正を組むのか、教えていただければと思います。  それから、9ページにいきまして、環境衛生費の中に環境衛生事業負担金ということで、埼玉環境整備事業の負担ということで出ております。廃棄物の撤去という説明があったかと思うのですけれども、どのようなことなのか、お知らせください。  それから、10ページにいきまして、浄化槽の設備整備事業の補助金367万2,000円ということで、生活排水のくみ取りを合併槽にかえるのだということの説明がありました。どのような人が対象になるのか、またどのくらいのご家庭を想定されているのか、この金額に見合った件数というものはどのようなのか、お知らせください。  それから、農業振興費の中で、スマートインターということで、業務委託料が出ております。違ったっけ。          〔「スマートインターです」と言う人あり〕 ◆11番(根本孝代議員) スマートインターという説明でしたよね。          〔「うん、そうです」と言う人あり〕 ◆11番(根本孝代議員) はい。その辺の詳しい説明を聞かせていただければと思います。  それから、土地改良費の中で、委託料の中で土地改良事業業務委託料ということで525万ですか、木部の谷池の改修工事の調査の測量設計ということで出ております。多分この間のときの災害がひどかったのかなと思うのですけれども、どのような計画で改修工事を考えているのか、お聞かせいただければと思います。  それから、12ページにいきまして、土木管理事業の業務委託料の中で、道路の境界査定業務委託料ということで多額なお金が出ております。簡易舗装ということの説明ありましたけれども、場所はどの辺なのかをお知らせください。  それから、12ページの住宅管理費の中で負担金補助及び交付金ということで、住宅政策推進事業補助金が出ております。個人住宅への耐震の補助金だと思うのですけれども、50万円で限度額が10万円ということですので、5件分ぐらいなのかなと思いますけれども、これからもこういう補助金をまだ出していくお考えがあるのか、またこれの金額だと先着順になるのかなと思うのですけれども、その辺のこともお聞かせください。  あと、消防施設費の中の需用費の中で、消防施設整備事業修繕料ということで360万円、沼上、甘粕、猪俣、円良田と説明がありましたけれども、どのような修繕をどこまで、どういうふうにしていくのか、お聞かせください。  それから、13ページに災害対策費、需用費と備品購入費とあるのですけれども、毛布400枚と簡易トイレを100台ということですけれども、この購入をしてから、どこに備蓄というか、どこにどういうふうに置いておくのか、使い方などもわかりましたらお知らせください。  それから、教育費にいきます。学校管理費の中で業務委託料ということで、空調整備ということで、各小学校にエアコンの設置だと思うのですけれども、職員室あたりはある学校もありましたけれども、各部屋につけられるのか、おのおのの小学校のどのような部屋につけられるのかお知らせください。  それから、学校管理費の中で、中学校の総務管理事業補助金の中で、県大会の派遣補助金というのが13万4,000円、出場する種目はどういったところに補助をするのかお聞かせください。  それから、その下に美里中学校の校舎改築事業工事請負費ということで8,790万ですか、ありますけれども、補正ということで最初に予定できなかったのか、またその追加工事というものはどんなものがあるのかお知らせください。  それから、15ページにいきまして、教育費の中の業務委託料で発掘調査の作業員の発掘の業務委託料ということで、2件分ということですけれども、どこの調査をなさるのかお聞かせください。  以上です。 ○清水貞夫議長 参事兼総合政策課長、答弁願います。 ◎田島尚男参事兼総合政策課長 それでは、初めに総合政策の関係は1点でございました。説明書の2ページをお願いいたします。  2ページの款17寄附金の関係でございます。ふるさと納税寄附金についてでございました。この寄附金につきましては、7月27日の日に匿名にて1,000万円の寄附をいただいたところでございます。  関連いたしまして、6ページになります。6ページの総務費の目11基金費におきまして、ミムリン夢づくり基金にこの1,000万円を積み立てることといたしております。この寄附者の要望というような内容でございました。寄附した方からは、町の福祉事業等に役立てていただきたいというような要望をいただいているところでございます。  以上でございます。 ○清水貞夫議長 総務課長、答弁願います。 ◎清水美廣総務課長 お答え申し上げます。  まず、説明書の2ページをお開きください。その2ページの防犯のまちづくり支援事業補助金の減額の理由でございますけれども、これにつきましては、予定しておりました歳入でございますけれども、防犯のまちづくり支援事業補助金として用意しておったわけでございますが、これが新たに児童福祉費の補助金のほうの地域子育て支援推進事業補助金、そこに組み替えて、十分の10の助成がいただけるということで、予算を組み替えたということでございまして、事業を縮小したというものではございません。よろしくお願いをいたします。  次に、4ページでございますが、4ページの一番下になりますが、財産管理費の備品購入費でございます。これは「こんにちは赤ちゃん」事業用の訪問車両として整備をするわけでございますけれども、この車は軽自動車を購入して、生後3カ月から4カ月の赤ちゃん宅に訪問いたしまして、体重・身長測定や発育等の相談や悩み等に対応するために購入するものでございます。  次に、5ページでございますが、5ページの一番上になりますか、自治振興事業の中の修繕料、行政区遊具修繕工事でございます。これにつきましては、12公園であるということでご説明をしてあるところでございますが、その内容でございますが、それぞれの公園にございます。滑り台でありますとか、ブランコ、鉄棒等々を事前に調査いたしました。その中で修繕すべき点ということで、ふぐあいを生じているところ、また塗装等が非常に状況が悪い等々の修繕につきまして、これが補助金をいただくことによって、全額町で行うということでお願いをするものでございます。  次に、行政区集会所の耐震診断でございますが、この補助金につきまして、町で全額できるのか、行政区の負担はないのかというご質問でございましたが、これにつきましては、全額町で行うというふうに考えております。  次に、12ページでございますが、12ページの消防施設費でございます。消防施設費の需用費、消防施設整備事業、修繕料でございます。この修繕につきましては、防火水槽の修繕ということで、沼上、甘粕、猪俣、円良田地内の防火水槽が減水をしているために行うものでありますけれども、この工事の内容でございますが、これにつきましては、内面全面、5面になりますけれども、全面に防水シートを張り詰めるというもので、そういった内容の工事でございます。  次に、13ページでございます。災害対策費の中で、消耗品、備品関係でございますが、この内容でございます。また、どこに置くのか。例えば毛布等々はどこに置くのかということでございますが、各小中学校に避難所としてお願いをしているわけでございますが、各小中学校に100枚ずつ、計400枚になりますけれども、それを備蓄したいと考えているところでございます。  また、災害用簡易トイレにつきましても、各小中学校に25台ずつを置いて、災害のときに備えておきたいというものでございます。なお、このトイレにつきましては、汚物凝固剤等々も一緒に備えておいて対応してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○清水貞夫議長 住民福祉課長、答弁願います。 ◎三澤隆司住民福祉課長 まず、6ページをお開きいただきたいと思います。  社会福祉総務費の中で、社会福祉総務事業、下から2段目でございます。東北地方応援宿泊補助金についてご質問をいただきました。大人も子どもも1泊3,500円かというご質問でございます。町内に住所を有する小学生以上の方、1泊3,500円ということで考えてございます。大人、子ども、小学生以上であれば3,500円ということでご理解いただければと思います。  それから、対象としている人数は何人ぐらいかというご質問がありました。積算の中では857回分を見込んでございます。  次に、8ページでございます。児童福祉総務費の中で、児童福祉事務事業の中の印刷製本費の16万円でございます。これは児童虐待防止の関係の啓発用のチラシを4,000枚印刷する予定でございます。公共施設、役場、遺跡の森公園内の各施設、地区公民館等々、また保健センター等で行われている各教室等々で来庁者の皆さんに配布する予定で計画をしてございます。  それで、美里町において何人の虐待対象者が今現在おるかというご質問をいただきました。これは平成22年度の3月31日までのものでございますが、熊谷の児童相談所に相談した件数というものが報告が上がってございます。美里町は22年度の中では6件でございます。この6件の中ですべてが児童虐待なのかというものではなくて、相談あったもので、例えば育児放棄の分も含まれているものでございます。内訳が児童放棄が4件、それと身体的一部虐待に関する相談が2件あったということでございます。  次に、同じ8ページの特別支援学校の放課後児童対策事業費補助金の何人ぐらいを予定しているかということでございます。当初1人で予算計上したところでございますが、年度途中の中で2人この放課後対策に該当する児童がふえました。1つが本庄市の「大きな樹」に放課後児童として今入所しております。  それから、もう一施設が寄居町の放課後クラブ「太陽の子」でございます。それぞれが1名ずつであります。障害をお持ちの児童さんが特別支援学校の後にここの施設で放課後事業を行っているというところでございます。  以上でございます。 ○清水貞夫議長 農林商工課長、答弁願います。 ◎江黒敏憲農林商工課長 お答えいたします。  うちのほうにかかわる質問は3点というふうにとらえました。まず、2ページ、説明書の2ページをお開きください。寄附金のところで、花火大会寄附金、減額の300万という、これにかかわるご質問でございますが、夏まつり花火大会のほうにつきましては、ことしは中止ということで、観光協会のほうで決めさせていただきました。それに伴ってどんな意見があったかという質問でございますが、まず東北地方の大震災を受けまして、寄附金がかなり回ってきたと。もうこれ以上の寄附はできないというような意見が1つございました。それから、百八燈につきましては、供養という形でやっていますので、花火大会をやっても支障はないのではないかというような意見もありました。それから、町活性化のためにやるべきではないかというふうな、そのような意見がありました。正式な意見だけではなく、聞いた意見ということでご承知願えればと思います。  それから、10ページのほうをお願いいたします。農業振興費のほうで委託料、農業振興地域整備計画見直し予備調査業務委託料105万円の関係でございますが、これにつきましては、現在建設環境課のほうで中心になって進めていただいていますスマートインターの接続部を連結許可のほうがまだおりないということですが、その接続部を本庄寄居線までの間、その周辺の土地利用を見直したいというような意向があります。そのためにどんなふうにしたら土地利用が変えられるかという、その目的のために、1つには農家の意向調査とか、総合振興計画等の取り合わせ、それから農業振興計画をどんなふうに作成すればいいかというような、その辺の予備的な調査を実施したいということで計上させてもらいました。よりよい計画を立てて国のほうの許可がいただけるような方向に持っていきたいということで、調査のほうをさせていただければということで、よろしくお願いいたします。  次に、その下の土地改良費、その中で谷池改修工事調査測量設計業務委託料525万円、一番下なのですけれども、この関係でどんな計画になっているかというご質問でございますが、谷池から下の上谷堀、下谷堀につきましては、この間の水害の関係で、かなり危ないような状況に陥ったというふうに聞いております。その一つの助けとして、谷池を整備すれば幾らか解消できるのではないかということで、上から改修したい。そのためにどんな計画をつくったらいいかということで、調査測量、実施設計というような形で、地元とも協議する中で、早急に対応していくための委託料ということで計上させていただきました。内容につきましては、平面図作成、縦横断測量、深浅測量、これは池の深い浅いを測量する関係です。それから、設計費、工事監理等を含めまして、500万の消費税、525万というような形で計上させてもらいましたので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○清水貞夫議長 建設環境課長、答弁願います。 ◎細田英之建設環境課長 それでは、建設環境課にかかわる3件のご質問にお答え申し上げます。  まず、説明書の9ページ、目3環境衛生費、節19負担金、補助及び交付金、右の説明にあります埼玉環境整備事業負担金についてでございます。こちらの概要をご説明いたしますと、埼玉県及び県内の市町村、さらに社団法人埼玉県産業廃棄物協会の3者において、廃棄物の不法投棄の撤去等を目的に設けた積立金の制度になっております。県のほうでは、通称としてけやき積立金というふうに呼んでいるようであります。こちらの基金によって、県内各地に不法投棄された廃棄物あるいは悪質な山積み、事業者の倒産による廃棄物の放置など住民の生活に不安を与えるような事象が発生した場合に、この基金を通してその撤去改善に当たるというような性格の積立金の制度になっております。県内の市町村、聞くところによりますと、鳩ヶ谷市と美里町以外はすべてこの積立金の中に入っておりまして、今回美里町も入りまして、万が一そういった不法投棄が発生した場合に、県のほうと協力して、先ほどの改善に当たっていくということで活用していきたいというふうに考えております。  続きまして、12ページ、土木費のうち道路境界査定業務委託料1,200万円、こちらが簡易舗装控除を行うための境界査定でありますが、その場所はというご質問でございました。現在30カ所の境界査定を予定しております。順に読み上げさせていただきますと、根木地区で2カ所、関で1カ所、南阿那志で2カ所、北阿那志で1カ所、北十条で1カ所、沼上で3カ所、広木で7カ所、野中で1カ所、猪俣で2カ所、湯本で7カ所、白石で2カ所、円良田で1カ所の計30カ所でございます。昨年度から簡易舗装の工事を実施してまいりましたが、順次要望をこちらでお受けいたしまして、準備が整ったものからこの境界査定を行っていきたいと考えております。今回、おおむね昨年度末から今年度初めに要望いただいた30カ所について、この境界査定をやらせていただきたいというふうに考えております。  最後に、同じ12ページの目1住宅管理費、木造住宅耐震診断補助金50万円計上させていただきましたが、この内容でございますけれども、先着順ですかというご質問ありましたが、この50万円、10万円を限度に補助率2分の1で補助させていただく制度として予定しておりますので、その予算の範囲内でやらせていただきたいと。近隣では例えば本庄市でも同様の制度を持っておりますが、今のところその採用がゼロ件であるというふうに聞いております。私どものほうでは10月から予定しておりますけれども、広報等を通じてできるだけこの制度を利用していただきたいというふうに考えておりますので、その応募件数によって今後必要により補正等を考えていきたいと考えております。  以上でございます。 ○清水貞夫議長 上下水道課長、答弁願います。 ◎島村和幸上下水道課長 それでは、上下水道課についてのご質問についてお答えさせていただきます。  10ページの一番上の部分の右の説明のところにあります浄化槽設置整備事業補助金ということで367万2,000円の補助金の補正を組まさせてもらいました。これにつきましては、対象地域はどこになるのかというようなご質問につきましては、美里町の生活排水処理計画の中で、美里町は公共下水による整備と農業集落排水事業による整備、それと今年度より浄化槽による整備区域という3つの整備区域を設け、事業を行っております。その中で浄化槽整備区域内にある部分についての補助金ということで、浄化槽整備につきましては、個人整備ということになりますので、それに対しての補助金制度ということで今回上げさせてもらったわけでございます。この内容につきましては、単独の浄化槽から合併浄化槽への転換、またはくみ取り便槽から合併浄化槽への転換ということで、それを目的とした事業ということに限定されております。  それと、今回のどのくらいの基数を予定しているのかというのですけれども、今回補正をお願いさせてもらって予算が成立すれば、10月からこの補助金制度を行いたいと思います。それですので、ことしにつきましては、6基分を見込まさせてもらっております。それの補助事業の内容につきましては、浄化槽設置補助として1基当たり35万2,000円、それと宅内配管の補助というのが、これは限定で3年間なのですけれども、県の補助がつきますので、見込まさせてもらっておるわけですけれども、宅内配管補助金ということで20万円、それと今ある単独浄化槽を撤去する場合に費用がかかりますので、その部分については、限度額6万円を限度として6万円の補助を見込まさせてもらっております。計で補助金額が61万2,000円になります。これについては、浄化槽の設置補助についても、国・県の補助金、配管費につきましては県の補助金が一部つくということ、それと浄化槽の撤去につきましても、これは県の補助金6万円限度に全額つくということで行わさせてもらいたいと思います。  以上です。 ○清水貞夫議長 学校教育課長、答弁願います。 ◎飯島一学校教育課長 最初に、2ページをお開きください。防犯のまちづくり支援事業補助金のご質問とあわせて、見守りボランティアさんが減少しているのではないかというようなご質問でございますけれども、当初見守りボランティアにつきましては、社会福祉協議会から制度を立ち上げまして、町民の皆さんにご協力をお願いしてきた経緯がございます。教育委員会のほうに見守りボランティアの事業が移りました時点で、基本的に組織化と協力していただいている方の確認をしたい。ボランティアの中からも実はあの人は登録しているのだけれども、名前が打っていないよというような、実際には出ていないというような意向がありまして、あくまでもボランティアでございますので、ご協力いただける方を再確認したいということで、平成22年度に行わさせていただきました。現在見直しの結果、70名弱というところまで1度減りましたが、今年度白石のほうから、また集団で新たにボランティアとして登録したいというような意向もございまして、決して実数的に減っているというふうには考えておりません。字には少ない地域もございますけれども、今後も働きかけて現在の規模は維持していきたいというふうに考えているところでございます。  続きまして、14ページ、教育費の小学校費、小学校施設整備事業の業務委託料、小学校施設整備工事設計業務委託でございますけれども、これにつきましては、内容的には大沢小学校の老朽改築の設計と3小学校に空調設備、エアコンを入れるための設計を予定しているところでございます。  続きまして、14ページの中学校管理総務事業の補助金、県大会等派遣費補助でございますけれども、この中身につきましては、種目というようなお話がございましたが、ことしの中学3年生に大変成績優秀な生徒がおりまして、全国大会及び関東大会のほうに出場枠を持っているということで、それに対する補助ということで考えております。種目につきましては、四種競技という内容でございます。  続きまして、その下の美里中学校校舎改築事業、工事請負費でございます。当初予定できなかったかということと、追加工事の中身に関するご質問ということでございますが、ご存じのように中学校の改築工事に当たりましては、3カ年間の継続費ということで予算を組まさせていただいております。その継続費の予算につきましては、設計委託費と工事請負費でございますけれども、どちらも落札額ということで3年間の継続費を組まさせていただきました。この中身につきましては、校舎の工事部分、さらにグラウンドの整備工事、さらに中学校の現在北側にあります校門の前の駐車場でございますけれども、そこの舗装工事、3件の工事を合わせて8,790万ということで補正を計上させていただいたところでございます。今申し上げました中身が3件でございまして、一番金額が大きいその校舎の改築工事の中身でございますけれども、次期機会を見まして、全員協議会の中で追加検討内容につきまして既にご報告させていただいてておりますが、建築工事、電気設備工事、機械工事等を合わせて校舎本体の金額としては4,930万円程度ということで想定をしております。グラウンド整備工事につきましては3,500万円を想定しております。駐車場の整備工事につきましては360万円を想定しております。合計いたしまして8,790万ということでご理解をお願い申し上げたいと思います。よろしくお願い申し上げます。  以上です。 ○清水貞夫議長 生涯学習課長、答弁願います。 ◎加藤克幸生涯学習課長 それでは、お手元の資料の14ページの一番下のところから15ページにかけてですが、文化財保護費、ごらんいただきたいと思いますが、文化財につきましては、当初予算でも重機の借り上げ等の費用は見込んでおりますけれども、今回につきましては、町内の個人住宅の関係で建設予定がございまして、1つの場所が既に試掘もし、そこの場所が調査を行った結果、遺跡が見つかったというものでございますので、当初的には盛り土をするなりで措置を講じて、その遺跡を保存するということで話を進めておりましたけれども、その後の業者が地盤の調査を行った結果、施主の方ともお話しして地盤改良をしようということでなりました。内容的には約60センチぐらいの穴を深さ2.5メートル平均で、かなりの数をあけますので、埼玉県のほうでもそれでは遺跡が守れない、保存できないということで、発掘を行うようにということの指示を受けたものですから、今回費用をお願いするということでございます。  それから、もう一点、2カ所ということでございますが、町内にももう一カ所話は進んでおりまして、小茂田方面でございますけれども、同様なことがございますので、2件ということでお願いをしたいというものでございます。  なお、説明欄になりますけれども、まず15ページの中ごろに業務委託ということでございますが、まず最初の作業につきましては、シルバー人材センターをお願いしてということで、作業員さんをお願いする予定でいます。その費用です。それから、測量委託につきましては、基準点測量を行いますので、その関係の費用を見込んでいます。下の重機借り上げにつきましては、重機の借り上げと、それから現場での仮設トイレ設置を見込んでの費用でございます。上にさかのぼりますけれども、くみ取り手数料は後で片づけるときのくみ取りあるいは消耗品ということで、合わせまして合計では14ページになりますけれども、137万6,000円という形になりますので、よろしくお願い申し上げます。  以上です。 ○清水貞夫議長 ここで暫時休憩したいと思います。11時10分から再開したいと思います。休憩いたします。          休憩 午前11時02分          再開 午前11時10分 ○清水貞夫議長 休憩を閉じ会議を再開いたします。  11番、根本孝代議員、2回目の質問を許します。 ◆11番(根本孝代議員) お答えいただきまして、2点だけ最後に質問させていただきます。  9ページの環境衛生費の中で課長から答弁いただいたのですけれども、今までは入っていなかったらしいのですけれども、けやきの積立金ということでお話しいただきました。内容はわかったのですけれども、今入るということは、美里町も将来片づけてほしいようなところがあるので入るのでしょうか、その辺をお知らせください。  それから、15ページの教育費の中で、発掘調査について課長から答弁をいただきまして、以前は個人は余り町の負担というか、町がしていただくということはなかったのかなと思うのですけれども、どのぐらいの時期から町のほうがしてかかわるようになったのか、その辺のところを町の負担をしていただけるという経緯を教えてください。  以上です。 ○清水貞夫議長 建設環境課長、答弁願います。 ◎細田英之建設環境課長 それでは、お答えいたします。  今回この積立金の県内市町村が入っているということから一員になる形に予定しているのですけれども、今すぐにその産業廃棄物を住民の生活に支障があるので撤去したいという事案があるという認識はございません。県内ではここ9年間で延べ22事業この基金を使って撤去を行ったというふうに聞いております。町内でも極端な山ができてしまうとか、そういった事象が発生しないとは限りませんので、そういったことが発生したときに、速やかに県と協力して改善が実施できるようにということで、その準備のための今回加入ということでご理解いただきたいと思います。  以上です。 ○清水貞夫議長 生涯学習課長、答弁願います。 ◎加藤克幸生涯学習課長 議員ご指摘のように、以前はすべて個人の方たちにお持ちいただいて、現場を発掘したということは間違いございません。それから、年度につきましては、今ここではっきり申し上げられませんけれども、記憶で失礼ですが、16年から18年前以降こんな形をとっているというふうに記憶していますけれども、はっきりした数字は申し上げられませんが、よろしくお願いします。  以上です。 ○清水貞夫議長 他に質疑ありませんか。  11番、根本孝代議員、3回目の質問を許します。 ◆11番(根本孝代議員) 9ページの環境衛生費なのですけれども、今はないとおっしゃられたのだけれども、これ負担金は毎年この額を取られるのでしょうか。どういう形で負担をしていくのでしょうか。今回1回だけなのか、それともこれから後もこのような負担を出していくのがあるのか。  それと、あと、美里町で今廃棄物が山積みになっている畑とかが個人のがあるのですけれども、そういったところも対象になるのかどうか。そのための何か規制があって、これはだめだよというものがあれば、幾らこういうものを出していっても、個人のものはだめだったりなんかいろいろある、そういう何か基準があるのかどうか、その辺をお聞かせください。 ○清水貞夫議長 建設環境課長、答弁願います。 ◎細田英之建設環境課長 それでは、お答えいたします。  この積立金の制度ですけれども、平成14年度から先ほど言いました県と社団法人、埼玉県産業廃棄物協会、それから県内市町村で始めた積立金の事業であります。市、町、村でそれぞれそこに積み立てる金額目安というのがありまして、町については100万円、大きな市については、例えば人口20万人以上の市ですと500万円というような形で積み立てを行います。これは今回100万円補正予算で計上させていただきましたが、今回1回だけ来年以降も同じ額を積み立てるという趣旨のものではございません。          〔何事か言う人あり〕 ◎細田英之建設環境課長 今後大きな山積みとか費用がかかるような不法投棄とか発生した場合のための準備として今回積み立てを行いたいということでございます。先ほど私のほう、不法投棄の事例はないというような言い方をしてしまったかもしれませんが、ちょっとそれは済みません。訂正させていただきます。この基金を使った改善対策の対象となるような山については、ないというふうに考えております。  以上でございます。 ○清水貞夫議長 他にありませんか。  12番、笹井均議員。 ◆12番(笹井均議員) 歳入のほうの関係で、がん検診推進事業の補助金ということで、がん検診の大腸がん検診が追加ということで、国庫補助金がついたということだというふうに思うのですが、これは町が従前からやっている事業について補助金がついたということで理解してよろしいのかどうか。  それから、埼玉県個人住民税収納率アップ事業補助金ということで、説明ですとコンビニ収納等を実施するということで、県の補助金がついたということなのですけれども、収納率向上ということでどれくらいの効果を見込んでいるのか、町として要望が多くあるということがあるのかどうか、お聞かせいただきたいというふうに思います。  それと、児童虐待防止対策研究強化事業補助金ということで、十分の10の補助ということで198万歳入を見込んでいるわけですけれども、先ほど歳出のほうの関係で、啓発グッズ等々ということなのですけれども、これは町が要望したということではなく、県のほうがこういう事業を実施をするということで補助金が割り当てられたというか、そのために町のほうとしてパンフレットをつくったりするということなのか、当町で虐待関係を先ほど熊谷での児童センターに6件ほどあるというふうな話ですけれども、そういう状況を踏まえて県のほうにそういう事業があるということで申請をされたのかどうか、お聞かせをいただきたいと思います。  それから、県の緊急雇用創出基金市町村事業補助金ということで、先ほどご説明がありましたけれども、道路境界確定で簡易舗装の境界査定ということなのですけれども、緊急雇用創出事業ということで、雇用がどれくらいこれで賄えるというふうに考えておられるのか。実質的には賃金に相当する部分だけ対象になるのではないかというふうに思いますけれども、そのまた雇用された方の雇用期間というのも3カ月だとか、6カ月だとかあろうかと思いますけれども、お聞かせをいただきたいというふうに思います。  それから、先ほど説明がありました歳出の関係で、5ページの自動車購入の関係なのですが、これも児童虐待の補助金を使ってということで理解してよろしいのかどうか、お聞かせをいただきたいと思います。  それから、7ページの老人福祉事業の消耗品38万2,000円、緊急医療セットということなのですけれども、これは今まであったものを買いかえるということなのか、新たにこういうセットを必要とするということで予算計上されたのかどうか、お聞かせをいただきたいと思います。  それから、先ほど来話がありましたけれども、環境整備事業の負担金100万円の関係で、新規加入するのだということで、対象の事業ということをもう少しちょっと詳しくお聞かせをいただきたい。これに該当するような事例というのは今、町内にはないということで、先ほど説明がありましたけれども、従前のものに対して適用されるようなものはないのかどうか。例えばこれまでもいろいろ問題になっております田畑等に剪定枝を投入されていると、これが不法投棄というように認定をされたという場合には、その撤去の対象になるのか。また、そういった場合、個人の場合にその費用の充て方、個人負担というものも含めて対象になるのか。また、本町にも山積みをされた不法投棄の山があるわけですけれども、そういったものを撤去するという場合には、何らかの対応をしなければいけないのではないかということを今指摘をしてきているのですけれども、そういったことの対策等については対象にならないのかどうか、お聞かせをいただきたいというふうに思います。  それから、先ほどの木造住宅の耐震補助、それから合併浄化槽への転換等の補助金の関係ですけれども、予算は6基だとか、5件とかいう形で予算が計上されておりますが、これは今年度予算ということで計上されております。希望者が多かった場合には、今年度中はこれ以上はやらないと、改めて補正予算等々で対応するということは考えていないのかどうか。来年度にやっていただくという方向で対応するのかどうか、お聞かせをいただきたいというふうに思います。  それから、防災対策の関係で、消耗品の関係は簡易トイレ、それから毛布等で各小学校に配置をするということですけれども、防災用品ということで無線機や放射線の線量計もこの予算で計上されているということでご説明がありました。無線機の扱い、また放射線量の線量計については、どのように利用するということで計画をされているのか。先般一般質問でお尋ねしましたけれども、住民から要望があれば、それを測定するのか、町が計画的に線量の測定をして、線量、放射線の分布図をつくるとか、定期的な検査をするとか、そういう形で対応するというふうに考えておられるのかどうか、お聞かせをいただきたいと思います。  それから、13ページの東児玉小学校管理事業ということで、消火栓、消火設備の漏水修繕工事ということで設計監理業務委託料118万円が計上されております。設計監理業務ということで、今年度は事業実施はしないということで、工事の設計、来年度事業で実施をする予定で今年度補正予算で本予算を計上したのかどうか、お聞かせをいただきたいと思います。  それから、大沢小学校の管理事業で455万、修繕料ということでプールの漏水というご説明がありました。以前からプールの漏水等々についてはご指摘があったかなというふうに思うのですが、そのたびに補正予算や町の予算計上して対応されてきたのではないかというふうに思いますが、この修繕によって漏水がおさまるということで事業実施をするのかどうか、お聞かせをいただきたいと思います。  以上です。 ○清水貞夫議長 総務課長、答弁願います。 ◎清水美廣総務課長 お答え申し上げます。  2点でございました。まず1点目は、5ページの備品購入費でございますが、これにつきましては、議員お見込みのとおりでございます。児童虐待防止対策緊急強化事業費補助金を充てて購入するものでございます。  次に、13ページになりますが、防災用備品の中で放射線の線量計の今後の利用ということでございます。この放射線の線量計につきましては、町民の安全・安心のために不安を解消したいということから、広域圏で従来広域圏の機器を利用して各施設等々を計測しておったわけでございますが、より確かな情報を多く町民に提供したいということから、独自に購入をさせてもらうものでございます。したがいまして、早速町といたしましても、今まで計測していた箇所に加えまして、すべてで15カ所、さきにちょっと資料をお渡しをいたしましたけれども、その15カ所につきまして線量を新たな線量計で計測を始めるところでございます。まずはその15カ所を計測をして、週に1度定期的に計測をしてまいるという考え方でございます。また、議員のほうからご指摘がございました町民からの要望等々につきましては、今後その状況等を踏まえながら、できるだけ対応していければいいかなというふうに考えておりますが、今後の検討とさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ○清水貞夫議長 税務課長、答弁願います。 ◎中兼勝美税務課長 2ページの総務費県補助金、埼玉県個人住民税納税率アップ事業補助金16万8,000円のご質問かと思いますけれども、この補助金は県が個人住民税の納税率向上を積極的に取り組む市町村に対して交付する補助金でございます。この事業につきましては、当初予算でコンビニ収納のシステムの導入、印刷製本費で、納付書の印刷等を当初で見てございます。それにこの補助金を充当するというものでございます。効果があるのかどうかということでございますけれども、それにつきましては、当初予算でもお話ししたかと思いますけれども、納税者に納税をする機会が多くなる、利便性がよくなる、そのことによって効果があると認識をしております。  以上でございます。 ○清水貞夫議長 住民福祉課長、答弁願います。 ◎三澤隆司住民福祉課長 それでは、2ページをお開き願いたいと思います。  児童虐待防止対策緊急強化事業補助金につきまして、これは町が要望したものか、県から割り当てがあったものかというご質問でございました。これは町が要望したものでございます。埼玉県の新しい補助事業メニューとして本年度出てきたものでございます。必要とするものを町で整備をしたいということで、今回補正ということで提案申し上げたところでございます。よろしくお願いいたします。  それから、次に7ページでございます。老人福祉費の老人福祉事業の消耗品費38万2,000円の事業でございます。これにつきまして以前からあったものか、それとも新たなものとして計上したのかというご質問をいただきました。今回補正の措置として、新たな事業としてキットを整備したいということで、今般補正として計上をさせていただきました。これにつきましては、個数総数が1,000個を予定してございます。現在民生委員さん等々の見守り活動の中で緊急時の適切な医療活動を補助するための措置として、高齢者、また障害者の方の安心・安全のための施策として今回お願いしたところでございます。  以上でございます。 ○清水貞夫議長 農林商工課長、答弁願います。 ◎江黒敏憲農林商工課長 お答えいたします。  2ページをお開き願います。商工費県補助金の1,200万円の埼玉県緊急雇用創出基金市町村事業費補助金ということで計上させてもらいましたが、これは緊急雇用の関係で、最近就職できないというような方がたくさんいるという形で、国の出した政策として、県を通して十分の10で補助金がもらえる事業でございます。その中で、5割以上人件費に使いなさいというような規定がございますので、そのうち600万は賃金になるという、その効果がねらえるところです。残り600万につきましても、資材とか、管理関係の人件費等もありますので、社員の人件費、そういうのもありますので、間接的に効果を生むというようなところがございます。それで、雇用の創出を願ったものでございますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○清水貞夫議長 保険健康課長、答弁願います。 ◎徳世孝夫保険健康課長 それでは、2ページをお願いします。  先ほどのご質問ですけれども、衛生費国庫補助金、がん検診推進事業補助金ですけれども、30万7,000円、これにつきまして、従前やってきた事業に補助金がついたのかということのご質問かと思いますが、これは新たに個別検診として実施した場合に適用になる補助金でございまして、新たに追加されたものでございます。大腸がん検診につきましては、従前集団で40歳以上全員を対象に実施してきたところでございますけれども、今回のこの補助金対象事業としましては、個別の大腸がん検診の実施に係る部分で、事業費の2分の1でございます、補助率。なお、対象が40歳、45歳、50歳、55歳、60歳の方になっておりまして、合計で860名ほどいらっしゃいます。既に集団検診を受診された方が79名おります。それを引いた残りの781名の10%を見込んで、約10%ということで80名分を見込んで算定してございます。なお、歳出につきましては、9ページの予防費の予防対策事業費が対象になります。総額でございます。  以上でございます。 ○清水貞夫議長 建設環境課長、答弁願います。 ◎細田英之建設環境課長 それでは、お答えいたします。  まず、9ページの埼玉環境整備事業負担金についてでございます。事業の内容をもう少し詳しくということですので、ちょっとざっとご説明しますと、大きく3つの事業が名称がついて、この積立金事業の中にございます。1つが共同撤去事業という名前がついております。こちらは1事案1億円を上限とする事業であります。産業廃棄物が大規模に不法投棄され、生活環境保全上支障が生じるおそれが認められる事案について県と協力して撤去に当たるというような趣旨の事業であります。1億円を上限とするということで今申しましたけれども、この事業で基金を使って事業を実施した場合には、その後使った分補てんが必要であるということで制度はなっております。ただし、1億円使ったことに対して町が1億円補てんするのではなくて、市町村の規模によってその補てんの上限が決まっているとのことです。町については1,000万円まで補てんするということで、この積立金の事業、共同撤去事業について実施した場合は、決めがございます。それ以外に放置事案改善事業という名前のついた事業がございます。こちらについては関係者が不明あるいは資金力等がなくて、撤去の改善見込みが立たないような事案について行う事業であります。こちらについては、市町村の積立金の3倍額を上限とするということで、町の場合は100万円積み立ていたしますので、300万円を上限にこういった関係者が不明、私財、資金力がないというような場合について行える事業でございます。こちらについては、実施した市町村が決められた積立金まで補てんするということですので、町は100万円積み立ていたしますので、100万円まで補てんするというような事業になっております。  もう一つが、小規模投棄廃棄物撤去事業であります。こちらについては、1事案当たり100万円を上限とし、市町村が中心となって実施する事業であるということです。こちらについては、取り崩し額は補てんしないというような仕組みになっております。  いずれにいたしましても、廃棄物が不法投棄された場合は、その関係者なり、土地の管理者が原状回復するというのが原則でありますので、法に基づいてそういった撤去指導をしなければなりません。そういった方法で通じない場合、緊急を要する場合について、この積立金の今申しました3事業を利用して改善に当たるという内容になっております。町内の残土が山になっている、あるいは田畑に剪定枝が捨てられていると、こういったところにつきましても、廃棄物という位置づけで理解されれば、県と協力して、今言いました事業に該当するかしないか等草案は必要になりますけれども、今、採用の余地が全くないということではないというふうに認識しております。ただ、あくまで廃棄物ということですので、剪定枝につきましては、この議会でも途中あったかと思うのですけれども、県のほうのその農林サイドと環境サイドでその廃棄物という位置づけができるかできないかというところは協議中ということでありますので、今すぐをもってその剪定枝をこの事業を使って撤去にの方向を考えるというところまでの準備はしておりません。  もう一つ、12ページの木造住宅耐震診断補助金についてでございます。こちらについてはご説明したとおり、今回補正予算で1件10万円を限度に5件、計50万円を予算計上させていただきました。近隣市の動向を見ますと、なかなかこの耐震診断の補助制度利用が余り数値が伸びていないというふうに聞いておりますので、今回は5件ということで計上いたしましたが、今後のその広報、PR等によってやってみたいという方がいらっしゃれば、そのときに補正予算をまたお願いするなり、来年度以降につきましても、これから半年間の状況を見て、必要な予算措置を行っていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○清水貞夫議長 上下水道課長、答弁願います。 ◎島村和幸上下水道課長 それでは、お答えさせていただきます。  浄化槽設置整備事業補助金につきましては、歳入のほうで先ほど説明させていただかさせてもらったのですけれども、2ページの国庫支出金のほうの衛生費国庫補助金の中で、汚水処理施設整備交付金ということで、国の補助金を仰いでおります。  それと、その下の県支出金、衛生費県補助金、浄化槽整備事業費奨励交付金ということで、この事業に対して県が事業の補助金の上乗せをしております。この事業自体が国・県・町、3者で補助金の制度ができております。それに対し県が今回23年から25年の3年間につきましては、配管費の補助も行いますよという形で入っております。それと、浄化槽の処分も県が丸々ということで、これは条件ではないのですけれども、3年間の制限はないのですけれども、県の補助金が入っております。そのような事業になっておりまして、今回町で要綱をつくり、補助金の実施を行う予定になっておるわけですけれども、10月からということで、期間も半年ぐらいの形なので、どのくらいのその設置があるかというのもなかなか見込めないため、またこれは国・県の補助金がありますので、これはやっぱり補助対象につきましては、枠がありまして、単独浄化槽からとか、くみ取り便槽からのみ転換する場合、だから通常でいく場合に、新築だとか増改築等についての建築確認等を得るようなものについては、もう合併浄化槽が義務づけられておりますので、そういうものについては補助対象になりませんよ。なおかつ浄化槽整備区域内ということの補助金の要綱はありますので、そういった中でありますので、まずはその歳入の補助金の申請につきましては、今年度5件の補助申請を行っております。町のほうの補助につきましては、6件分ですか、6基分の歳出を見込んでおります。  それで、先ほどお話がありました、ではことし多かったり等の場合の対応につきましてというご質問につきましては、今年度は年度途中で5基の補助申請、6基の町からの補助という形を予定しておりますので、それを上回る場合につきましては、来年はもっとコスト的にも多く見込んでおりますので、ここのところ24年、25年までの3年間で配管工事まで県が負担するというのは、今回の特例でございますので、その部分でなるだけ合併浄化槽への転換を図るような形で見込んでおりますので、今年度につきましては、今回予算を要求させてもらいまして、その部分についての予算という形で、補助事業もありますので、それを急に上げるという形もできませんので、そんなように考えております。  以上です。 ○清水貞夫議長 学校教育課長、答弁願います。 ◎飯島一学校教育課長 それでは、予算書の13ページをお開きいただきたいと思います。  まず、学校管理費の東児玉小学校管理事業でございます。消火設備漏水修繕工事設計監理業務委託料118万円を計上させていただいておりますが、これにつきましては、児童の安全・安心に直結する事業となりますので、議決後早急に対応いたしまして、今年度中に完了したいということで計上させていただいたものでございます。その上に修繕料320万円ということで工事も見込んでいるところでございます。  続きまして、大沢小学校管理事業の修繕料でございます。議員ご指摘のように、過去に大きな形でも2度修繕という形の中で、大沢小学校のプールにつきましては対応をお願いしてまいりました経過がございます。今回はプールのろ過機の配管及び制水弁からの漏水と思われるということで、また修繕をお願いするところでございますけれども、これによっておさまるかというようなご質問でございます。専門業者呼びまして、数々の試験等をいたしておりますが、管を工事すれば管からの漏水は間違いなくとまるというふうに判断しているところでございます。しかしながら、プール本体からの漏水につきましては、確認のすべがないということで業者のほうも言っております。ただし、プール本体から漏水しているということになりますと、もう既に修繕の枠を超えるかというふうにも考えておりますので、今回のこの修繕につきましては、その裏面をにらんで修繕に当たりたいというふうに考えているところでございます。ご理解をお願い申し上げたいと思います。よろしくお願い申し上げます。  以上です。 ○清水貞夫議長 他に質疑ありませんか。  12番、笹井均議員、2回目の質問を許します。 ◆12番(笹井均議員) 緊急雇用の創出の関係、どれくらいの人が雇用されるのか。また、雇用期間3カ月だとか6カ月だとかというふうに限定されてしまうのではないかというふうに思うのですが、その辺おわかりでしたらお聞かせをいただきたいというふうに思います。  それから、先ほどの環境整備事業の補助金の関係で、行政報告、決算の認定をしてくる中で、不法投棄が9カ所ほどあると、その撤去作業が進んでいないということが指摘がありました。そんなものに対する対応というのはできないということで、緊急性を要する場合のみ対応になるのかどうか。一部では廃棄物を置きながら、業者が倒産してしまったというような場所もあるように聞いているのですけれども、そういったところに対する対応ができるのかどうか。不法投棄の解消という意味で、いいきっかけになるのではないかなというふうに思うのですけれども、そんな対応を今後町内にある不法投棄の現状に対応して対策等も立てていく必要あるのではないかというふうに思いますけれども、そんなお考えはないのかどうか、お聞かせをいただきたいというふうに思います。  以上です。 ○清水貞夫議長 農林商工課長、答弁願います。 ◎江黒敏憲農林商工課長 お答えいたします。  まず、緊急雇用対策の人数と期間というご質問でございますが、期間につきましては、半年程度を予定しております。人数につきましては、許可査定をする関係で、町が直接雇うのではなくて、業者が雇うというような形になりますので、金額から察して5人程度ではないかというふうに想定はできますが、町が雇うものではございませんので、5人程度ということでご理解願えればと思います。  以上です。 ○清水貞夫議長 建設環境課長、答弁願います。 ◎細田英之建設環境課長 それでは、お答えいたします。  この積立金を美里町のほうでエントリーすることによりまして、これまで不法投棄として残っているような廃棄物、積み立てされてしまっているような事例について、先ほど言いましたように、原則的には法に基づく指導で撤去改善をお願いするのですけれども、例えばそれが通じないような場合に、先ほど言いました3つのメニューがあるようなのですけれども、その基金を使って改善が可能ではないかとか、1つ選択肢をふやして、県のほうと相談することができますので、もう一つ、平成14年から22件、県内でこの事業を基金を使って撤去回復を行ったということですけれども、平均しますと年に2件、3件ということですので、それぞれ事業を補てんということで使った分、一部補てんしなければならないというような部分もございますので、町にとってどういった形で行うのが得策なのかというところを今後県のほうとも相談して、不法投棄について当たっていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○清水貞夫議長 ほかに質疑ありませんか。  それでは、12番、笹井均議員。 ◆12番(笹井均議員) 先ほど放射線量の線量計ということで、空間放射線量測定結果ということで、9月14日の分、町内15カ所の測定結果というのをいただいております。学校や保育園や町内の公園ということで実施をされているようでありますけれども、線量計、町内のまだ新聞記事等によると相当の放射線量が福島のほうでは放出をされているというように言われております。風や天候の状況等々に応じて放射性物質が飛んでくる可能性もあるということで、定期的に観測をする、そうした体制というのはきちんととれているのかどうか。週1回ということで実施をしていくということなのですけれども、その辺については対応が、これは町の職員が実施をすると。それとあわせて広域圏のほうで実施をしている測定も実施をするということでよろしいのかどうか、お聞かせをいただきたいと思います。 ○清水貞夫議長 総務課長、答弁願います。 ◎清水美廣総務課長 お答え申し上げます。  線量計の計測の計画ということでございますが、これにつきましては、ただいまお答えさせていただきましたように、15カ所につきまして週1度定期的に計測を継続してまいりたいというふうに考えておるところでございます。なお、担当は総務課の職員2名を定めまして、実施をしていくということでございます。ですから、同一の人間が同一の場所で定期的に計測を継続していくということにより、安定した数値等々の把握に努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。  なお、今まで計測してまいりました広域圏の計測でございますが、これにつきましては、制度的にも町のほうで新たに購入したシンチレーションサーベイメーターというもののほうが精度的には高いというふうに認識をしておりますので、私どものほうで計測したものを公表等々をしてまいるとともに、広域圏につきましては、とりあえず計測を停止をしていくということで考えているところでございます。  以上でございます。 ○清水貞夫議長 ここで暫時休憩したいと思います。1時30分から再開したいと思いますので、よろしくお願いします。休憩します。          休憩 正  午          再開 午後1時30分 ○清水貞夫議長 休憩を閉じ会議を再開いたします。  他に質疑ありませんか。  8番、岡田和己議員。 ◆8番(岡田和己議員) 根本議員の質問に関連しますが、質問させていただきます。2点ほどです。  10ページです。目5の土地改良費で、土地改良事業業務委託で、谷池改修工事調査測量設計で525万円計上になっております。これをこの谷池については、受益者は何名ぐらいいるのか、また受益面積は幾つなのかをお聞かせください。  それから、14ページです。目4の文化財保護費、遺跡発掘調査事業です。この中に15ページなのですが、測量委託料80万が計上されています。この遺跡発掘というと、平板が主なのかなと思っているのですが、80万円はちょっと高いような気がするのですが、この算出方法は見積もりなのか、お聞かせください。  以上です。 ○清水貞夫議長 農林商工課長、答弁願います。 ◎江黒敏憲農林商工課長 お答えいたします。  10ページの谷池改修工事の委託料の関係ですが、受益面積については、かなり減っております。それで、この間開発もありましたので、現在田んぼをつくっているのは3反程度というふうに把握しているのですけれども、休耕している部分がそのほか五、六反あるというような状況でございます。人数につきましても、つくっている人が3人程度で、休耕している分も入れるともっと多い数字になると思うのですけれども、正確にまだ調査のほうをしていませんので、正確な人数についてはまたわかり次第ご報告ということでよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○清水貞夫議長 生涯学習課長、答弁願います。 ◎加藤克幸生涯学習課長 それでは、お手元の15ページになりますけれども、業務委託の関係で、測量関係80万円ございますが、ごらんいただきたいと思います。これにつきましては、基準点測量、それから水準点測量、それから平面測量というふうなことの部分を考えている費用でございます。2回分ですので、1回は40万円と見込んでおりますけれども、議員の見込みより少し高いのではないかということでございますが、基準点をどこから持ってくるかによってもかなり違ってきますので、一応見積書は現在ございませんけれども、業者との連絡、電話等をいただく中で出した額が三十数万という額でございまして、その場所でなければまた多少違ってくるということで、はっきり申し上げられないという話の中で、少し余計に見たところもございますので、よろしくお願いします。  なお、うちのほうで資料を提供できるものは、できるだけ提供したりして、安く上げたいというふうに思っていますので、よろしくお願い申し上げます。  以上です。 ○清水貞夫議長 他に質疑ありませんか。  8番、岡田和己議員、2回目の質問許します。 ◆8番(岡田和己議員) 2回目の質問させていただきます。  先ほどの土地改良事業で、受益面積はわからないということなのですが、これは受益面積によっては農水省の補助金をもらえるのではないかと思うのですが、これはこの事業単独ですか、お聞かせください。  以上です。 ○清水貞夫議長 農林商工課長、答弁願います。 ◎江黒敏憲農林商工課長 お答えいたします。  谷池につきましては、2ヘクタールの受益があると国庫補助の対象になります。でも、現在2ヘクタール受益がありません。それなので、補助金を受けて改修することはちょっと不可能というふうに判断いたしました。今回の池の改修につきましては、ため池改修的意味もございますが、調整池としての機能も果たせるようにしたいというふうに考えております。その辺につきましては、用水組合と地元の方との協議がございますので、これは役場のほうの現在の希望ということでご理解願いたいと思いますが、調整池としてある程度水がためられるようにすれば、下の川のはんらんもある程度防げるのではないかというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○清水貞夫議長 ほかに質疑ありませんか。  10番、角田朝枝議員。 ◆10番(角田朝枝議員) 重複するところがあるかもしれないのですけれども、何点かお尋ねします。  まず最初に、13ページなのですけれども、災害対策費の中で、防災用備品の中だったかなというふうに思うのですが、無線機というのがあったような気がするのですけれども、無線機というのは、資格みたいなのが必要なのではないかなと思うのですけれども、そういう心配はないのかどうか、お聞かせください。  それから、あと、14ページなのですけれども、中学校管理総務事業ということで、県大会に派遣の補助金を出すということなのですが、今までも県大会とかというのであったと思うのですけれども、こんなふうに補正でとるなんていうことがあったかなとちょっと思ったりするのですけれども、お聞かせください。  以上です。 ○清水貞夫議長 総務課長、答弁願います。 ◎清水美廣総務課長 お答え申し上げます。  無線機の利用に当たっての資格ということでございますが、私ども考えております機器は、届け出制によって、その設置を認可していただくというものでございます。届け出た機種については有資格、無資格者問わず使えるというふうに考えるところでございます。  以上でございます。 ○清水貞夫議長 学校教育課長、答弁願います。 ◎飯島一学校教育課長 県大会等派遣費補助金ということでございます。過去どうだったかというご質問でございますけれども、近年では補正を伴うというような派遣費の補助金の補正をお願いしたものにつきましては、記憶についてはございません。今回は全国大会、奈良と関東大会、山梨ということで、派遣費用がかさみまして、通常5万円当初予算で計上させていただいておりますけれども、それでは既に足らないということでお願いをしているところでございます。ご理解をお願い申し上げます。  以上です。 ○清水貞夫議長 他に質疑ありませんか。  6番、櫻沢克幸議員。 ◆6番(櫻沢克幸議員) 何点かお聞きしたいと思います。  まず、5ページ、目9自治振興費、この中で先ほどもお話が出ていました補助金233万1,000円ということで、行政区の集会所の耐震診断補助金ということですが、非常に行政区での町長とのお話し合いの中でも、耐震は済んでいるけれども、もうかなり集会所が古い。そうすると地震にしろ、ある程度災害が来た場合、ここへ来る人はいないと、基本的には自分の家のほうがいい家に住んでいる人が多いと。そうすると小学校、地元の小学校へ行くような震度6弱とかの場合に、かなりそういうパターン、また水害が今以上に大きくなった場合、避難場所、やはり小学校だろうと。そのルートも含めてそういう考え方をちょっと聞きたいと思っていまして、集会所は直すのは結構なのだけれども、今言ったように、そこへ本当に危ないと思って行ったときに、それよりも自分の家のほうがまだ新しい家が多いわけですね。そうすると避難場所は小学校だと、そういうようなところの避難の仕方、工夫というのもやるべきではないかという考え方なので、それに対する考え方をお聞きしたいという考え方です。  それと、もう一つは、9ページの目1保健衛生費、保健センター運営事業で、消耗品費が5,200円、備品購入費が1万7,500円ということで、児童虐待用のDVDビデオを購入と、それに、その内容というのは、どのようなビデオのものを買って、職員の研修のビデオなのか、それともいろいろなセンターで事業をやっていますけれども、そういうところへ来る大人、お母さんや、そういう保護者的な人たちのビデオなのか、内容がわかったら教えていただきたいと思います。  それと、10ページの目3農業振興費、スマートインター調査費です。ちょうど昨年のこの決算のときに、前建設環境課長が写真、航空写真的な大きなものを提示してくれまして、ちょうど農協と松久駅の中間から入って、きれいにすべての議員さんも見たのではないかなと思うのですけれども、それに対して、その道がなおかつ変更になるというような調査なのか、その道をつくるための調査なのかということなのですね。その辺をできれば教えていただきたいと思います。  それと、11ページの目3観光費、観光振興事業で花火大会、中止になったわけですけれども、その反面、非常にキャンドルサービス、サービスというのはキャンドルを町民の皆さんとつけて、また高台院の一番基本である百八燈をじかに見せてもらって、一緒に歩けたと、本当の歴史文化に触れたという考え方をしている人がかなりおりまして、うちの家族も非常に感動し、こういうものはいいねえと、花火とはまた違った意味の非常に子ども、家族のきずなというものがまた深められた家庭も相当あるのだろうと思うのですけれども、残念ながら私たちの仲間で痛い思いして、たまたまいい印象ではない方も実際おられるのだと思うのですけれども、ぜひこういうものを今後やはりこのまま1回で終わらせてしまうのか、それともこういうものも大事にやはり関東野武士の魂を慰霊するという形の中で、どのような形で続けることができるのかどうかということも含めて事業的に考えていただけないかと思うのでありますが、その見解をお聞きしたいと思います。  それと、先ほど角田議員も13ページです。目4災害対策費、ここで無線機40台ということで、各小学校、また関係のところへ当然配置するわけでしょうけれども、行政区の例えば各組織、区長さん初め組織体が各23行政に基本的にはあるだろうと思うのですね。そういうときに区長さんのところへも設置するのか、またはそこの地区のその防災関係の組織の中の方に受け持ってもらうのかというような考え方があるのかどうか。特に区長さんにも1台必ず持ってもらう。そのほかに何か考えているのか、その辺の考え方をどのようなやり方を考えているのかお聞きしたいと思います。  それと、放射線量の関係でございます。特に保育園、また幼稚園、小中学校というようなことで、先ほどの説明ですと、担当者が2名専属的にやるというお話がありました。例えば各施設に1台ずつそういうどのくらいのレベルのものがいいのかわかりませんが、福島県あたりを見ていると、みんな各施設で専門にもうはかっている報道を見ますと、そういうことでも逆にある幼児のお父さん、お母さんがその施設で専門にそういう機械があればはかれるよねという話をされている、心配している人もいるので、その辺の考え方はないのかどうかお聞きしたいと思います。  それと、最後に14ページになります。款9教育費、目1学校管理費8,790万、この中でグラウンド整備費として3,500万計上されるというご説明がありました。この今のグラウンドを想像しますと、野球場があって、そして段差があって、道になっていますね、工事道路。そして、あのプレハブの建設事務所のほうへ行く。そして、右側にはテニスコート、左側をサッカー場にするということですけれども、かなり段差があります。それと、今野球部がネットから北へ向かって練習していますが、その周りには陸上競技、陸上部、先ほど県大会、関東大会、全国大会という形で陸上関係の練習生がやっていた。そうすると非常にレイアウト的に危険性があるのではないかという考え方を私持ったものですから、その辺の考え方を少し、どういうバランスで整備をしていくのかお聞きできればありがたいと思います。  以上です。 ○清水貞夫議長 総務課長、答弁願います。 ◎清水美廣総務課長 お答え申し上げます。  3点でございました。まず初めに、5ページの行政区集会所の耐震診断の関係でございます。言うまでもなく、行政区の集会所というのは、地域のコミュニティーの核として、常日ごろから利用されている施設でございます。常日ごろの利用の安全、安心して使えるというのも一つの大きな目的でございます。それが大事でございます。当然災害時には地域の避難所として一時的に避難をしていただくとか、そういうものにも使われる施設でございます。そういった観点から、古い施設についてはここですべて診断をしていただいて、有効利用をしていただくと、安全・安心に利用していただくということが重要であろうということで、今回の耐震診断、設計等について町が助成をしていくという形で考えたところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。  なお、町ではそのほかに町の公共施設11カ所ほどの避難所としても指定しているところでございます。その災害の種類によって、おのずと避難の場所も変わってくるところでございますが、突然の地震とか、そういった際に、その施設の利用者に被害があっては困るわけですので、その辺は行政区のご理解をいただく中で早急に整備ができることを望んでいるところでございます。  次に、13ページでございますが、無線機でございます。この無線機につきましては、行政区等々の配置を考えているのかということでございますが、移動用の無線機を行政区それぞれに区長さんのほうにお渡しをして、その緊急時の連絡に利用できるように配備をしていただくという考え方でございます。移動用が35台でございますが、その内訳として行政区用が23台、学校に4台、その他役場関係で8台を配備するという考え方でございます。  なお、最後になりますけれども、放射線量の検査という中で、各施設に線量計を配置する考え方はないかというふうなご指摘でございます。先ほどの笹井議員の質問にもお答え申し上げましたように、今まではその誤差、測定誤差のある機器を利用していたところでございますけれども、やはり誤差の少ないものを早急に整備して、正しい情報を町民に提供して、より安心に不安を解消していきたいということで今回お願いをしているところでございます。費用もこの予算に計上しているとおり、1台で50万ほどするものでございます。例えば考え方はいろいろあるかと思いますけれども、誤差の多い簡易なものを配置するのも一つでしょうが、しっかりとした誤差の少ないものを1台購入して、まずはいろんな公共施設等々を定期的に計測して、不安を解消していきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○清水貞夫議長 保険健康課長、答弁願います。 ◎徳世孝夫保険健康課長 9ページの目1保健衛生総務費の保健センター運営事業費の中の消耗品及び備品購入費の関係のご質問かと思います。どのような内容で使用の用途は父母用なのか、または職員用なのかということでございますけれども、この関係につきましては、児童虐待防止対策緊急強化事業の一環であります児童虐待防止策の強化を図るということのために、児童の父母を対象に保健センターで児童虐待のための講座を開設するためにDVDを購入するということで、消耗品を上げさせていただきました。そういうときに活用するのは、親子教室をとりあえず考えておりまして、ビデオの中身なのですけれども、これは児童虐待防止啓発用のDVDということで、「起こる前に考える子どもの虐待」というタイトルのほか1枚を考えています。  それから、備品購入費でございますけれども、17万5,000円につきましては、40型テレビ1台を保健センターのほうに設置するということでお願いをしたいと思います。よろしくお願いします。 ○清水貞夫議長 農林商工課長、答弁願います。 ◎江黒敏憲農林商工課長 お答えいたします。  まず、10ページでございますが、農業振興地域整備計画見直し予備調査業務委託料105万円の関係でございます。これにつきましては、スマートインターチェンジに絡んでということで、土地の利用の見直しをしたいということでございまして、道の法線をどうとか、変更するような委託料ではございません。土地利用を見直したい。スマートチェンジがせっかくできるのだから、そこの土地をもっとほかの用途に変更して利用できないかという道を探る予備調査ということでお願いしている予算でございますので、スマートインターに絡めて、それから役場とか駅の配置等を考慮して土地の利用を変更できるかどうかの予備調査をしたいというふうに考えていますので、そんな目的で計上させてもらった予算でございますので、よろしくお願いいたします。  次に、11ページになりますが、観光費の夏まつり花火大会の関係で、ことし中止しまして、キャンドルナイトのほうを皆様方のご協力をいただきまして、盛大にできたことは大変ありがたく思っております。内容につきましては、主催者というか、事務局としましては、大変好評だったというように受けとめております。一部の方がけがをされたということでちょっと申しわけないところはあるようですが、継続してやったらどうかということでございますが、キャンドルナイトと花火大会を同じ場所で、同じ時間でやることはできません。花火の区域は人が入ってはならないというような形になりますので、現在観覧している位置から南のほうへは係員といえども入れなくなってしまいますので、一緒にはできません。また、違った方策があるかどうかは観光協会のほうでちょっと相談させてもらうということで、この場でやる、やらない、一緒にやれと言われるとちょっと無理ですけれども、別の日に設けてやるということでしたら、予算がつけば何とかなるというような状態になりますので、相談させていただきたいと思います。  以上です。 ○清水貞夫議長 学校教育課長、答弁願います。 ◎飯島一学校教育課長 予算書14ページの美里中学校校舎改築事業のうち、グラウンド整備分ということで先ほどの質問、3,500万円ということで概算申し上げましたけれども、現在のグラウンドの整備もしくは使用等の危険性等をどういうふうに考えているかというようなご質問かと思います。櫻沢議員におかれましては、スポ少の指導者をされておるということで、サッカーグラウンドについては熟知していらっしゃると思いますが、新しく拡張する部分につきましては、高さは現在のところ変える予定はございません。ご存じのように東西方向に長い用地ということで、サッカーも長辺方向には十分対応できると、ただ南北方向が若干狭いということで、中学生の硬式専用の幅員はとれませんけれども、練習には十分な広さを確保できているのではないかというふうに考えております。  なお、現在の校地のグラウンドの使用状況につきましては、東側を野球部、西側をテニス部、間にサッカー部が入りまして、おおむね体育館の前を陸上部は使用しているというような状況でございます。サッカーボールが飛びましても、野球のボールが飛びましても、生徒に当たりますと事故というふうに考えられる可能性が高いものですから、とりあえずサッカー部を南側に誘導できれば、ボールゲームをするチームとしての練習環境も若干は安全性が保たれる。なおかつ、先ほど東西方向が長いと申し上げましたので、陸上競技のうちの一部の競技は、サッカーのさらにあいている部分を使用することも可能かなというふうに考えているところでございます。建設委員会のほうから町執行部のほうにお願いされて、グラウンド用地の確保、拡充というような形での意見書も出されておりますけれども、それを念頭に置きまして、よりグラウンドが安全で、子どもたちにとって使いやすいグラウンドにしていきたいということで今回お願いしている部分でございますので、よろしくお願い申し上げます。  以上です。 ○清水貞夫議長 他に質疑ありませんか。  6番、櫻沢克幸議員、2回目の質問を許します。 ◆6番(櫻沢克幸議員) 2回目をお願いします。  先ほど総務課長から答弁いただきました。理解はいたしたわけでございますけれども、この間の3・11の地震でも、南の集会所ですか、屋根があそこは甘粕ですね。壊れたということで、あのレベルでああいうふうに壊れる集会所がある。それを直すと、それは大いにすばらしいことで、いいことなのですが、それがもう少し予想として、災害対策の中で各自治体が今やろうとしているのは、では安全な場所へ避難すると、これを埼玉県でも非常に重要視しているようで、そういうものを幾つかルート、そういう訓練をというような話で、円良田では早い時期に1度訓練を小学校まで、確かに幾らか山岳地帯ですから、まだ違ったところもあるのでしょうけれども、そういう実戦のところまで役立てていただきたいと思うので、そういう話を今関連があるので、しているわけで、ぜひお願いしたいと思います。  それと、無線の場合ですが、この間ちょっと北十条に火災がありました。この間も角田議員もその無線が非常に聞きづらかったと、うちのほうの地区でも非常に聞きづらかった。そういうのが何件かありまして、「あれ、どこなんだろう」と言ったら、「地元だよ」というのでわかったのですけれども、そのそういう問題も含めて、非常に大事な分野なので、チェックをお願いしたいと。それと同じ対策も含めてお願いしたいなと思うのであります。  その2つです。よろしく。 ○清水貞夫議長 総務課長、答弁願います。 ◎清水美廣総務課長 お答え申し上げます。  2点でございます。まず、集会所の関係でございますが、これは安全な場所に避難をするということは、もうこれがすべてでございます。そのために町ではその災害に応じて避難を促していくと。避難の方法は、避難勧告があり、避難指示があるわけでございますが、対策本部等々で協議をする中で、その時々に応じた避難場所、例えば先ほど例に出されましたけれども、円良田の山林火災防護訓練等につきましては、まずは区長さんが地域で安全と思われる場所に一時避難をしていただいた。それから、今度は大沢小学校のほうに避難をしていただきました。そのような方法をとったわけでございます。したがいまして、すべての災害において、本日も台風15号が接近しております。夕方にはこの真上を通るようなルートになっておりまして、心が今本当に心配で仕方がない状況でございますから、そういった中でもやはりいざというときには、ではどこに避難をさせたらいいか、避難をしていただいたらいいかということは、担当課長として考えているところでございますので、今後につきましてもそれらは十分考慮する中で検討してまいりたいと思います。なお、ルート等につきましては、これから作成をいたします災害マップの中でお示しできるように作成してまいりたいというふうに思っております。よろしくお願いをいたします。  また、防災無線の関係で、先般聞きづらかったというご指摘がございました。これにつきましては、当然夜間でございまして、また緊急ということで、消防署のほうから放送したわけでございますが、機器が不備がございまして、そのサイレン吹鳴、いわゆるサイレンの音声だけは流れたのですが、説明、いわゆる通常のアナウンスが全く出なかったという状況だったのですね。それにつきましては、大変申しわけなかったのですが、即その日の翌日に調査をし、改善を図ったところでございます。今後このようなことがないように定期的な点検等を繰り返してまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○清水貞夫議長 他に質疑ありませんか。  9番、原田敏夫議員。 ◆9番(原田敏夫議員) それでは、2点ばかり質問いたします。  10ページの農林振興費、中山間地等の直接支払いが61万5,000円が組んであるのですけれども、これは場所はどこなのか、説明願いたいと思います。  また、13ページの東児玉小学校の消火設備の修繕工事の設計監理委託料なのですけれども、118万組んであります。これは工事となると大変工事費もかさむと思います。これは場所等は何カ所ぐらいなのか、それを説明していただきたいと思います。  以上です。 ○清水貞夫議長 農林商工課長、答弁願います。 ◎江黒敏憲農林商工課長 お答えいたします。  10ページの中山間地等直接支払い事業費補助金61万5,000円の関係でございますが、これにつきましては、以前実施していた白石、湯本地区なのですが、白石圃場の上から湯本までにかけての面積が9万7,166平米につきまして、1年休んだのですが、やはりこの事業やったほうがいいということで、復帰してもらいました。その補助金が国・県・町、3分の1ずつで61万5,000円ということで、今回中山間地域の補助を受けるということで計上させてもらいましたので、よろしくお願いいたします。
    清水貞夫議長 学校教育課長、答弁願います。 ◎飯島一学校教育課長 それでは、予算書の13ページ、東児玉小学校管理事業の消火設備漏水修繕の関係でございます。  工事箇所等ということでございますので、工事の内容について若干ご説明申し上げたいと思います。東児玉小学校につきましては、21年度に老朽改築ということで工事をお世話になったわけでございますけれども、この今年度1学期になりまして、水の受水量がふえているということから、どこかで漏水しているのかというような中で調査してまいったところでございます。その中で、消火栓に圧力を加えますと、常にその圧力で水が出ているという状況がございました。そのような中で調べてまいりましたら、校舎内にある消火栓用の配管につきましては、目視、音等を調査する限り、漏水しておらないということで、専門家を呼びまして、ちょっと相談をかけたところでございますが、地下埋設管の鉄管が漏水しているのであろうということが一番疑われますよということで、それに対応して消火栓を直したいというところでございます。その消火する配管につきましては、白ガス管と申しまして、無垢の鉄管でございます。これは消防法でそれ以外の管を消防設備に使用することはいかぬという取り決めがございまして、地下埋設部分について、主に1階でございます。配管してあるものを壁面もしくは天井に添架をし直すという方向で現在考えておるところでございますので、ご理解をお願い申し上げます。  以上でございます。 ○清水貞夫議長 他に質疑ありませんか。  9番、原田敏夫議員。 ◆9番(原田敏夫議員) 中山間地の支払いなのですけれども、まだ場所的にはあるのではないかと思うのですけれども、ほかはないのですか。  あと、イノシシなどが出るので、山林のほうもやってもらいたいということなのですけれども、そういう契約はありますか。それについてお答え願いたいと思います。  また、消火栓のほうですが、これはでは校舎内ということで大変難しい工事だと思います。始めた以上実は何が何でも漏水箇所を突きとめて、工事を早くやっていただきたいと思います。漏水箇所が見つかった場合は、今年度すぐやるのですか、それについてお答え願いたいと思います。  以上です。 ○清水貞夫議長 農林商工課長、答弁願います。 ◎江黒敏憲農林商工課長 お答えいたします。  中山間地域の補助金につきましては、勾配のある田んぼということで、田んぼの1面は平らですが、この田んぼからここまでの落差によって出る勾配で補助するしないが決まっております。まだあるのではないかということですが、山合いの田んぼ等については該当すると思いますが、その辺を前、以前に勧誘というのですか、説明してできたのが4地区ということになっております。もっと該当するような場所がありましたら、また進めるというような形で広げていければというふうに考えております。  イノシシなんかについて、山合いの田んぼについては、ちょっと荒らされる部分がありますが、きれいにしておけばある程度防げるのではないかということで、この辺も補助を使ってきれいにすれば多少はいいのかなというふうに考えていますので……          〔何事か言う人あり〕 ◎江黒敏憲農林商工課長 はい。場所がありましたら進めていきたいということでよろしくお願いいたします。  以上です。 ○清水貞夫議長 学校教育課長、答弁願います。 ◎飯島一学校教育課長 先ほどのご質問でございますが、漏水箇所が見つかったらというお話でございますけれども、既に専門家等と相談いたしまして、1回につきましては、南棟、北棟とも地下埋設になっておるということで、漏水としては表に出てまいりません。配管図等も私ども所持しておりますので、それを検討した上で調査積算いたしまして、今年度中に工事については完了したいというふうに考えておるところでございます。よろしくお願い申し上げます。 ○清水貞夫議長 ほかに質疑ありますか。  3番、橋場倖男議員。 ◆3番(橋場倖男議員) 私1点だけなのですけれども、13ページの総務課長ばかりちょっと当たってあれなのですけれども、防火水槽の防水シートなのですけれども、6月だったかな、あの小茂田地区か何か新設して、私ちょっと資料をくれと言って資料をまだもらっていないのだけれども、それをまたいただきたいのと、資料。防火水槽の今度は新規ではなくて、防水シートということで、沼上初め四、五カ所の防水シートを張るということですけれども、新規でやるのか、これ老朽化、漏水しているので防水シートを張るのかと思うのだけれども、防水シートあたりで5年とか、10年もつかどうかよくわからないけれども、こういった修理でいいのかなという、ただうちのほうもこの間、先般自主防災組織の立ち上げで、これとは話違うのですけれども、防火水槽のこういうおもしというか、何かあるではないですか、あける。ああいうのもちょっと重たくて置かないよなという話等々があって、防火水槽をこういうふうに防水シートでやるとかというのではなくて、また小茂田みたいにきちっとやったほうがいいのではないかなと思って、防水シートがどのぐらいもつのか、ちょっとお答えしていただきたいのですけれども、よろしくお願いします。 ○清水貞夫議長 総務課長、答弁願います。 ◎清水美廣総務課長 お答え申し上げます。  この防火水槽の修繕料でございますが、これは20立米の防火水槽、これはもう建設年がかなり古いものばかりなのですが、沼上、甘粕、猪俣、円良田で、実は減水調査を消防美里分署のほうで行っていただいた際に、減水率が非常に高かったということで、急遽直したいというものでございます。議員先ほどお話になられました小茂田でございますが、小茂田においても同じ状況でございました。これは減水調査をする前ですけれども、小茂田については、私どもがわかりましたので、小茂田についても20立米の防火水槽でございましたが、その原因がわからず、すべて水槽を空にして、内部を専門家に見ていただいて、中に防水シートを厚手のものを張りましてやったところが、まだ検査まで至っていないのですが、原状回復したということになっております。同じような方法でこの4カ所について行いたいというものでございます。有効期限というふうなご質問でございましたが、私も大変不勉強で申しわけないのですが、この防火水槽の防水シートが何年ということはちょっと確認をしていないのですけれども、通常防水シート等は10カ年ということをよく言われますが、それが該当するかどうか、よく確認をして、また後日回答をさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ○清水貞夫議長 ほかに質疑ありませんか。  3番、橋場倖男議員、2回目の質問を許します。 ◆3番(橋場倖男議員) あの小茂田も同じですよね。それで、何で今4カ所で、小茂田は100万だったよね。済みません。 ○清水貞夫議長 総務課長、答弁願います。 ◎清水美廣総務課長 お答え申し上げます。  ご指摘のとおり、小茂田の予算は100万でございました。見積もり合わせによりまして、その請負額は90万円でございました。今回同額の1カ所90万円の予算をお願いをしているところでございます。  以上でございます。 ○清水貞夫議長 3番、橋場倖男議員、3回目の質問を許します。 ◆3番(橋場倖男議員) たびたび済みません。上げるのとかはどうするのかね。上げるのは聞いて、何か改良できるのなら、正直うちのほうもお年を召した方々がいっぱいいるので、子どもにあかないように、子どもがあかないようになるのならいいのだけれども、防水シートとかこういうのをやりながら、そういうのもちょっとやっていただけるのかどうか、考えがあるのか、聞かせてください。  以上です。 ○清水貞夫議長 総務課長、もう一度答弁願います。 ◎清水美廣総務課長 お答え申し上げます。  有孔ぶたの件だと思いますが、これは安易にあくと逆に危険なのですね。ですから、かなり専門家でないとあかない程度がよろしいのかなと思います。現実、防火水槽等々においては、消防署員または消防団員等々があけ閉めをしているというのが現状でございますし、一般の方が簡単にあいてしまうということになりますと、いろんな犯罪等々に利用されることも懸念されますので、その辺は……          〔「自主防災のときには関係ないんだよ」と言う人あり〕 ◎清水美廣総務課長 関係ないということではないのですが、一応署のほうで水利については確認をしておりますので、あけて確認できる部分については、当然自主防災組織でも確認してもらって結構なのですが、あけにくい場所が多いと思いますが、その辺については、先ほど申しましたような理由でございますので、ご理解をいただけたらと思います。  以上でございます。 ○清水貞夫議長 ほかに質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 討論はありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○清水貞夫議長 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、日程第3、第2号議案 平成23年度美里町国民健康保険特別会計補正予算を議題といたします。  質疑のある方は順次発言を許します。  12番、笹井均議員。 ◆12番(笹井均議員) 1点だけ、歳出の関係で19ページですけれども、保険給付費ということで高額医療費共同事業医療費拠出金ということで補正が出されております。1,501万5,000円ということでありますけれども、ご説明ですと、確定ということなのですけれども、この高額医療費の増加ということで今補正予算の計上になったのかどうかお聞かせをいただきたいと思います。 ○清水貞夫議長 保険健康課長、答弁願います。 ◎徳世孝夫保険健康課長 ただいまのご質問、19ページの高額医療費共同事業医療費拠出金の関係かと思いますが、この関係につきましては、1件80万円以上の高額が該当になります。ちなみに件数ですけれども、平成22年度、21年度を比べますと、22年度が106件、21年度は110件で、やや横ばいということですけれども、この拠出金がふえた原因の一つとして、平成22年度の診療報酬改定が影響しているのかなという気がいたします。というのも、全体改定率がプラスの0.19%でしたが、各科目の改定の内容を見ますと、医科がプラスの1.74%、その医科の中の入院がプラス3.03%、外来が0.31%プラス、歯科がプラスの2.09%、調剤がプラスの0.52%ということで、入院に手厚い改定だったということが上げられると思います。ちなみに22年度、21年度の一般被保険者の高額療養費総額を見ますと、22年度は21年度に比べまして94.43%ということで、逆に下がっているのですね。ですので、高額療養費全体としてみますと、この診療報酬改定の影響は受けていないのですが、先ほども言ったように、この1件80万円以上の高額につきましては、県全体としてもそうですし、美里町においても高額になったということでございます。  以上です。 ○清水貞夫議長 他に質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 討論はありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○清水貞夫議長 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、日程第4、第3号議案 平成23年度美里町下水道事業特別会計補正予算を議題といたします。  質疑のある方は順次発言を許します。  12番、笹井均議員。 ◆12番(笹井均議員) 歳出の関係で、一般管理費の給料ということで、70万4,000円の減ということでありますけれども、一般会計からの繰入金という形で実施をしているのではないかというふうに思いますけれども、一般会計から支出する理由についてお聞かせをいただきたいと思います。  また、基金に積み立てているということで、繰越金を積み立てるということでありますけれども、基金として持てるような会計、財政状況になっているのかどうか、お聞かせをいただきたいと思います。 ○清水貞夫議長 上下水道課長、答弁願います。 ◎島村和幸上下水道課長 まず、一般管理費の減額の70万4,000円につきましての理由ということですけれども、今回人事異動に伴い、職員の異動がありまして、当初予算見込んでおいた部分の給料が減になったということで、今回補正を上げさせてもらったわけでございます。  基金費の積み立てにつきましては、基金会計を持っておりますので、この辺につきましては、基金積み立てをさせていただき、決算のときでもお話しさせてもらったのですけれども、100%近い基金の取り崩しをさせてもらって歳入させてもらったわけです。  それと、あと、済みませんが、一般会計から繰り入れる理由といたしましては、今のところ供用開始まだされていないので、使用料等の歳入が見込めないため、どうしても一般会計からの繰り入れをお願いさせてもらっておるわけです。  以上です。よろしくお願いします。 ○清水貞夫議長 他に質疑ありませんか。  12番、笹井均議員、2回目の質疑を許します。 ◆12番(笹井均議員) 一般会計からの繰り入れについては、供用開始をしていない、料金徴収ができていないということで、一般会計からの繰入金という形で、職員の給料を充てているわけですけれども、供用開始をして収入が得られるような形の会計になった場合には、一般会計からの繰り入れをしないで実施をするということでよろしいのかどうか、お聞かせをいただきたいと思います。 ○清水貞夫議長 上下水道課長、答弁願います。 ◎島村和幸上下水道課長 まだ実際に供用開始になっておりませんので、今現在では一般会計繰り入れ、それと今年度もそうなのですけれども、事業や何かにつきまして、起債等の借り入れを起こして、償還というのが、23年度からは元金も償還、加算されてきますので、最初から加入率をなるべく上げていかなくてはならないのですけれども、その辺の収入と支出のほうの部分を考えた上で、徐々に一般会計からの繰り入れとのバランスがとれるような考え方を行いたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○清水貞夫議長 他に質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長  討論の発言がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○清水貞夫議長 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、日程第5、第4号議案 平成23年度美里町農業集落排水処理事業特別会計補正予算を議題といたします。  質疑のある方は順次発言を許します。  12番、笹井均議員。 ◆12番(笹井均議員) 歳入の関係で、農業費の補助金ということで、農業集落排水処理事業補助金という項目で今まで支出をされていたものが、汚水処理施設整備交付金ということで、国庫補助という形で出されるようになったということで、県の補助事業から国のほうの補助事業に変わったということでよろしいのかどうか。集落排水処理事業というのは、国のほうの補助金はもう既になくなってしまっているのか。農業集落排水処理事業については、今後国の施策、県の施策によって進めてこれまでもきたのですけれども、今後どのような形で進めることになるのか、お聞かせをいただきたいと思います。  また、施設整備の関係で、工事請負費が86万2,000円ということで計上されております。詳細設計というご説明がありましたけれども、これについては当初事業計画の中で実施を計画をしたものではないのかどうか、お聞かせをいただきたいと思います。  以上です。 ○清水貞夫議長 上下水道課長、答弁願います。 ◎島村和幸上下水道課長 今回の補正につきましては、先ほどお話にありましたように、農業集落排水整備事業につきましては、もとは国の補助事業で県を通してくるので、県の補助金の歳入部門に入れさせてもらっておったわけです。それで、今回なぜ国庫補助事業に汚水処理というので出てきたかと申しますと、国のほうの事業仕分け等を行いまして、農業集落排水事業そのものはあるのですけれども、うちのほうがその中の村づくり交付金という事業でこの農業集落排水事業を行ってきたわけですけれども、事業仕分けの中で、村づくり交付金事業のほうの事業がなくなり、その中で今まで集落排水や、うちのほうのような集排事業で管路の布設等をやってきた場合には、汚水処理整備事業交付金、これは地域再生事業の一括交付金の中にある汚水処理整備事業ということで、環境省のほうの補助事業になるわけですけれども、その事業のほうに乗りかえをしてくれよという話がありましたので、今回そういう形で補助率や何かにつきましては、国の2分の1という形で変わらないわけなのですけれども、その事業で汚水処理整備事業に、交付金のほうの事業に今回振りかえをさせていただきたいと思います。ただ、これの補助事業につきましては、先ほど環境のほうの汚水処理の整備というので事業がありましたけれども、両方が環境のほうの汚水処理の浄化槽の整備と一緒にあわせた上で補助対象になりますので、この事業と浄化槽の整備という形で今年度補助事業を行わさせてもらっております。  それと、工事費の関係なのですけれども、当初のときに今回県道部分を工事行わさせてもらっておるわけなのですけれども、その中で県との占用の関係のやりとりの中で、工法的に埋め戻しの関係で砂や何かの埋め戻しを県のほうで占用に当たり条件が出てきて、事業費を発注するのに当たり、組まさせてもらった場合に86万2,000円の事業費を増額させてもらいたいということで今回上げさせてもらったわけですけれども、よろしくお願いいたします。 ○清水貞夫議長 他に質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 討論の発言がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○清水貞夫議長 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○清水貞夫議長 ここで暫時休憩したいと思います。2時40分から再開したいと思います。休憩いたします。          休憩 午後2時30分          再開 午後2時40分 ○清水貞夫議長 休憩を閉じ会議を再開いたします。  次に、日程第6、第5号議案 平成23年度美里町介護保険特別会計補正予算を議題といたします。  質疑のある方は順次発言を許します。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 質疑の発言はありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 討論の発言がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○清水貞夫議長 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、日程第7、第6号議案 平成23年度美里町後期高齢者医療特別会計補正予算を議題といたします。  質疑のある方は順次発言を許します。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 質疑の発言がありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 討論の発言がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○清水貞夫議長 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、日程第8、第7号議案 平成23年度美里町水道事業会計補正予算を議題といたします。  質疑のある方は順次発言を許します。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 質疑の発言がありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 討論の発言がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○清水貞夫議長 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、日程第9、第8号議案 美里町住民投票条例の一部を改正する条例を議題といたします。  質疑のある方は順次発言を許します。  5番、中嶋敬子議員。 ◆5番(中嶋敬子議員) この条例は、平成15年の3月に当議会において可決されたものだと私は思っています。その中に第8条だと思うのですが、住民投票の投票権を有する者ということで規定がされております。日本国籍を有する者か、18歳以上の永住外国人で引き続き3カ月以上美里町に住所を有する者ということになっております。ほかの私この住民投票条例というのを近くの町でありますとか、ほかのところをちょっと見てみたのですけれども、この永住外国人に投票権を与えるというのは、今は非常に少ない。この住民投票条例というのを持っているところも少ないのですけれども、その中でも例えば上里町なんかにしてみますと、この永住外国人のところがないのですよね。今、国会のほうでも外国人に対する参政権認める、認めないということが持ち上がっていますけれども、本町においてこの永住外国人の取り扱いというのをこのままの状態で通すのか、それはそれで私はいいと思うのですけれども、はっきりとした町長のお考えを伺いたいと思います。町長に答弁をお願いします。 ○清水貞夫議長 町長、答弁願います。 ◎原田信次町長 今回の改正は、地方自治法の一部改正に伴うものではありますけれども、当住民投票条例の第8条の中に、18歳以上の永住外国人で引き続き3カ月以上美里町に住所を有する者というのが当時の条例には入っております。当時のこの住民投票条例ができた経緯は、市町村合併に対する住民の意見を聞くというのが大きな理由であったがために、当時の考え方としては、永住外国人というものに関しては、逆に住民という見方があったのだろうと思います。時代とともに参政権に関する議論がまた少し今活発になってきているところですが、ちなみに住民投票のときに投票された方が対象者が9人いらして、3人投票されているようです。今現在の特別永住者が2人、永住者が26人、合わせて28人の登録があるようですけれども、この扱いにつきましては、地方制度調査会でも住民投票の議論が今されているところですが、私としては、私に対してこの外国人に対して住民投票をさせることはまずいではないかという指摘をいただいたことも実はあります。どこかの時点で議員の皆様方の意見を聞いて、このままに置くのか、それとも改正をするのか、しかるべき時期に議員の皆様方にご意見を伺って、あと対応していきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いをしたいと思います。 ○清水貞夫議長 他に質疑はありませんか。  12番、笹井均議員。 ◆12番(笹井均議員) 自治法の改正によっての条文の入れかえですけれども、自治法の改正についてはどのような改正がされたのかお聞かせいただきたいと思います。 ○清水貞夫議長 総務課長、答弁願います。 ◎清水美廣総務課長 お答え申し上げます。  自治法では、直接請求の代表者の資格制限を規定する項が追加されたわけでございます。過去におきまして、これは東洋町、ちょっと時間的あれがはっきりしないのですが、東洋町の議会議員に対する解職請求について、公務員が直接請求者の代表者になれるかどうか争われた裁判がございました。その中で公務員につき議員解職請求者になることを禁止している部分については、法の委任の範囲を超え無効であるという判決が出たということから、改正がされたというふうに承知しているところでございます。  以上でございます。 ○清水貞夫議長 他に質疑ありませんか。  12番、笹井均議員、2回目の質問を許します。 ◆12番(笹井均議員) 今回の法の改正につきましては、直接請求代表者の資格制限を設けるということで、直接請求の代表者ということについて規定がされた部分だというふうに思うのですが、請求に係る地方公共団体の選挙管理委員会の委員または職員、それと選挙人名簿に表示されている者、それから選挙人名簿から抹消された者、こういった者が直接請求の代表者の資格になることができないということになるというふうに私は認識しているのですけれども、そのようなことでよろしいのかどうか、お聞かせをいただきたいと思います。 ○清水貞夫議長 総務課長、答弁願います。 ◎清水美廣総務課長 お答え申し上げます。  議員ご認識のとおりでございます。 ○清水貞夫議長 他に質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 討論の発言がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○清水貞夫議長 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、日程第10、第9号議案 埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少、同組合の規約の変更及び財産処分についてを議題といたします。  質疑のある方は順次発言を許します。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 質疑の発言がありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 討論の発言がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○清水貞夫議長 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、日程第11、第10号議案 町道路線の廃止についてを議題といたします。  質疑のある方は順次発言を許します。  12番、笹井均議員。 ◆12番(笹井均議員) 先ほど補正予算の中でもありましたけれども、学校のグラウンド敷地拡張ということで、現在のグラウンドとグラウンドに隣接する畑の間にある道路の廃止ということでありますけれども、これは全面的に廃止をしますけれども、認定の関係では、一部554号線を残すということでありますけれども、この残す理由があるのかどうか。今回この10号議案は廃止の関係ですけれども、認定とのかかわりもありますので、お聞かせをいただきたいというふうに思います。  それと、1743号線、宇佐久保のところですけれども、民間企業の進出による払い下げということで、民間企業がそこの払い下げた用地の使用目的、工場を拡張するのかどうなのか、お聞かせをいただきたいと思います。 ○清水貞夫議長 建設環境課長、答弁願います。 ◎細田英之建設環境課長 それでは、お答えいたします。  美里中学校前の町道544号線であります。ご指摘のとおり中学校のグラウンド用地拡張のために544号線の一部を廃止するものです。さらに西に向かいまして、544号線が今回残る形になりますけれども、この道路を使った土地利用がなされておりますので、この部分の廃止は考えておりません。  引き続きまして、町道1743号線についてでございます。こちらにつきましては、民間企業であります関東小野田ブロック株式会社がこの道路の3方の土地を所有しております。今回廃止された後にこの関東小野田ブロックが現在の事業の延長で一体の土地として活用していくというふうに聞いております。  以上です。 ○清水貞夫議長 他に質疑ありませんか。  12番、笹井均議員、2回目の質問を許します。 ◆12番(笹井均議員) 関東小野田ブロックのところの払い下げの関係ですけれども、結構傾斜地が多いというふうに思うのですけれども、これは資材置き場等々の関係で拡張をし、一体利用するということなのか。これまではここのところはきちっと町道として残されていたところなのか、お聞かせをいただきたいと思います。 ○清水貞夫議長 建設環境課長、答弁願います。 ◎細田英之建設環境課長 お答えいたします。  1743号線、こちらの町道につきましては、これまでも町道として町が管理しておりました。一部雑草等が生えた状態でありましたが、町が管理していたものを今回関東小野田ブロックに払い下げるものでございます。  現地を私も見ておりますけれども、隣接する3方が関東小野田ブロックの土地でありますので、多少の起伏はございますが、一体的に資材置き場等利用は可能である土地ではないかと考えております。  以上です。 ○清水貞夫議長 他に質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 討論の発言がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○清水貞夫議長 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、日程第12、第11号議案 町道路線の認定についてを議題といたします。  質疑のある方は順次発言を許します。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 質疑の発言がありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 討論の発言がありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○清水貞夫議長 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩いたします。3時10分から再開いたします。          休憩 午後2時57分          再開 午後3時10分 ○清水貞夫議長 休憩を閉じ会議を再開いたします。 △日程の追加 ○清水貞夫議長 お諮りいたします。  ただいまお手元に配付いたしました議事日程(第5号の2)のとおり、日程第13、発議第3号が提出されました。この際これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 ご異議なしと認めます。  よって、この際、日程第13、発議第3号を日程に追加し、議題とすることに決しました。 △議事日程の報告 ○清水貞夫議長 事務局長をして議事日程の朗読をいたさせます。  事務局長。          〔事務局長朗読〕
    △発議第3号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書 ○清水貞夫議長 日程第13、発議第3号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  提出者、櫻沢克幸議員。          〔6番 櫻沢克幸議員登壇〕 ◆6番(櫻沢克幸議員) それでは、発議第3号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書。  首題の件について別紙のとおり意見書を提出する。   平成23年9月21日提出                               提出者 美里町議会議員 櫻沢 克幸                               賛成者    〃    橋場 倖男                                〃     〃    中嶋 敬子                                〃     〃    大島 輝雄  提案理由を申し上げます。  全国どこの自治体に住もうとも「教育の機会均等」を維持するには安定的に教育予算が確保されることが必要です。そのために義務教育費国庫負担制度が重要な役割を果たしています。しかし2006年度に負担率が2分の1から3分の1に引き下げられました。そのうえ政府は負担率削減にとどまらず、引き続き、義務教育費国庫負担制度を廃止し全額税源移譲とすることを検討していると伝えられています。負担率を2分の1に復活させ各自治体の財政事情にかかわらず教育予算を確保することで教育水準格差をなくすことができます。  全ての子どもたちの「教育の機会均等」を実現するため、この案を提出するものである。             義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書  義務教育費国庫負担金制度については、2006年度から国の負担割合が2分の1から3分の1に引き下げられました。これによって地方が負担する3分の2の財源は、税源移譲と地方交付税による調整にゆだねられることになりましたが、8割を越す道府県で財源不足が生じることが明らかになっています。  「三位一体改革」によって削減され続けている地方交付税で調整するのであれば、自治体の財政能力の格差も拡大していることから、結局、各地方の教育水準格差は拡大し、「教育の機会均等」を大きく崩す事態となります。仮に、税源移譲配分額国庫負担削減額を上回る自治体であってもその増額分が教育予算に配分される保障はありません。安定的に教育予算が確保されるためにも義務教育費国庫負担制度を維持し、負担率を2分の1に復活させることが必要です。  政府は負担率削減にとどまらず、引き続き義務教育費国庫負担金の全額税源移譲と制度の廃止を検討していると伝えられています。来年度に向けて、下記のことを実現するよう強く要望いたします。記  義務教育費国庫負担制度の維持・拡充をはかり、負担率を2分の1に復活すること。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。    平成23年9月21日                          埼玉県児玉郡美里町議会   内閣総理大臣 殿   財務大臣 殿   文部科学大臣 殿   厚生労働大臣 殿   総務大臣 殿  以上であります。よろしくお願いいたします。 ○清水貞夫議長 日程第13、発議第3号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書を議題といたします。  質疑のある方は順次発言を許します。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 質疑の発言がありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。  10番、角田朝枝議員。 ◆10番(角田朝枝議員) 賛成です。 ○清水貞夫議長 賛成討論を許します。 ◆10番(角田朝枝議員) 発議第3号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書に賛成をいたします。  日本国憲法26条では、教育を受ける権利、教育の義務として、「1、すべての国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。2、すべての国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受けさせる義務を負う。義務教育はこれを無償とする」とうたっています。諸外国では、教師は国家公務員扱いであります。義務教育費国庫負担法では、目的として、第1条、「この法律は、義務教育について、義務教育の無償の原則に則り、国民のすべてに対してその妥当な規模と内容とを保障するため、国が必要な経費を負担することにより、教育の機会均等など、その水準の維持向上等を図ることを目的とする」とあります。それなのに国庫補助を削って、地方の財源を苦しくしています。そして、何よりも子どもたちが犠牲になっています。憲法でうたっている国民の責任として、子どもたちによりよい教育をしていくには、財政の堅持は国がきちんとすべきであります。国の負担割合を2分の1に戻して、子どもたちが伸び伸びと育ち合えるようにしていかなくてはならないと思い、意見書に賛成といたします。  以上です。 ○清水貞夫議長 他に討論ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○清水貞夫議長 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 △閉会中の審査(調査)について ○清水貞夫議長 日程第14、閉会中の審査(調査)についてを議題といたします。  議会運営委員会委員長から、所管の事務のうち、会議規則第75条の規定によって、次期議会(定例会までの間に開かれる臨時議会を含む)の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について、閉会中の審査の申し出があります。  お諮りいたします。議会運営委員会委員長から申し出のとおり、閉会中の審査(調査)とすることにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○清水貞夫議長 ご異議なしと認めます。  よって、議会運営委員会委員長から申し出のとおり、閉会中の審査(調査)とすることに決しました。 △町長のあいさつ ○清水貞夫議長 以上で本定例会の日程はすべて議了いたしました。  ここで町長よりあいさつの申し出がありますので、これを許可します。  町長。 ◎原田信次町長 平成23年第3回美里町定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  本定例会は、9月1日の開会から本日までの会期の中、議員の皆様におかれましては、ご提案申し上げました諸議案につきまして慎重審議を賜り、ご決定いただきましたことに心より感謝を申し上げます。本議会におきまして、議員各位により賜りましたご意見、ご要望につきましては、真摯に受けとめ、今後の町政運営に生かしてまいる所存でございます。  さて、猛暑も一段落し、これからは日に日に秋の気配を感じてまいります。議員の皆様におかれましては、お体に十分ご留意いただき、今後も町政運営に一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たってのあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。 ○清水貞夫議長 以上で町長のあいさつを終わります。 △閉会の宣告 ○清水貞夫議長 これにて平成23年第3回美里町議会定例会を閉会いたします。  どうもご苦労さまでした。                                       (午後3時20分)...